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スポーツタイプ■スペック・価格早見表 MTBタイプ◆ハリヤ《8.0Ah》(パナソニック) ◆リアルストリーム《4.0Ah》&DX《8.1Ah》(ブリヂストン) ◆パスブレイス《4.0Ah》&ブレイスL《8.1Ah》(ヤマハ) クロスバイクタイプ◆ジェッター《8.0Ah》(パナソニック) ◆CRS HB《8.0Ah》(ジャイアント) ◆チタンフラットロードEB《5.0Ah~10.0Ah》(パナソニック) スポーツタイプ ■スペック・価格早見表 メーカー 車種名 定価 実売(最安値) 電池容量 変速方式 航続距離(メーカー公称値) パナソニック ハリヤ 12万6000円 約10万7千円~ 8.0Ah 外装7段 強37km、標40km、エコ56km ブリヂストン リアルストリーム 12万8800円 約10万7千円~ 4.3Ah 内装8段 強15km、強+エコ18km、標23km、標+エコ23km ヤマハ PASブレイス 12万9800円 約11万円~ 4.3Ah 内装8段 強15km、強+エコ18km、標23km、標+エコ23km ブリヂストン リアルストリームDX 14万9800円 約12万5千円~ 8.1Ah 内装8段 強30km、強+エコ37km、標46km、標+エコ47km ヤマハ PASブレイスL 14万9800円 約13万8千円~ 8.1Ah 内装8段 強30km、強+エコ37km、標46km、標+エコ47km パナソニック ジェッター 16万5000円 約13万9千円~ 8.0Ah 外装8段 強36km、標38km、エコ49km ジャイアント CRS HB 16万8000円 約16万8千円 8.0Ah 外装24段 スポーツ36km、エコ70km(2モード) パナソニック チタンフラットロードEB 58万5000円~699,000円(セミオーダー制) 5.0Ah~10Ah 外装8段 強25km、オート27km、エコ34km(5Ah)強50km、オート54km、エコ68km(10Ah) ※実売価格は通販最安値価格より。 実用性だけでなく走行性能を重視した車体 アシスト力は【弱め】に設定 電動に完全に頼り切るのではなく、 ある程度自力で漕ぐ楽しさも追求 電動アシスト自転車の中でも、MTBやクロスバイクをベース車にしたタイプ。 自動車やオートバイなら「スポーツタイプ」と言うとハイパワーを連想するが、 電動アシスト自転車の場合は、むしろアシストパワーはママチャリ等の実用車タイプより控え目。 また電動アシストの動力部は電装部品が多く、衝撃や砂塵に弱いと言う性質上、 外見がMTB型であっても、岩場や泥沼等の本格的な悪路走行には非対応。 舗装路の段差、河川敷の砂利、登山道の軽い未舗装路、程度までが限度となる。 その為、スポーツタイプと呼ばれている電動アシスト自転車は、 自転車本来のジャンルとしては全てシティバイク寄りのクロスバイクに近い特性。 ※スポーツタイプの特徴に関しては、「スポーツタイプの長所・短所」を参照。 MTBタイプ ◆ハリヤ《8.0Ah》(パナソニック) http //cycle.panasonic.jp/products/electric/ENH3/index.html ■2011年モデルスペック 型 番 BE-ENH673 価 格 12万6000円(実売約10万7千円~) 電池容量 8.0Ah(25.2V)リチウム電池 航続距離 強37km、オート40km、エコ56km 重 量 20.9kg GD値(26インチ) 7速時GD値:5.89m、60rpm時:21.2km/h24km/h到達時:ペダル毎分68回転 スプロケ 41×14-28T(外装7段:シマノ MF-TZ07)リアディレーラー:シマノ Altus RD-M310 サイズ 全長177.5cm、軸間距離112.4cm、全幅57cm サドル高 81~97cm 適応身長 148cm~ ■主要装備 特殊 バックライト搭載スイッチ外装7段(ボスフリー型スプロケ)、グリップシフト(シマノ レボシフト) 電装 LEDスポーツバッテリーライト(本体バッテリー給電)、リア反射板 車体 ワイヤー内蔵ダイヤモンド型アルミフレーム、コイルスプリング式サスペンションフォーク(Suntour製) 車輪 HE規格26×1.5インチタイヤ(幅40mm、ChengSing製)アルミリム(AMIGO)、ステンレススポーク、前輪クイックレリーズ(後輪ナット留め) 制動 前後輪:Vブレーキ(シマノ ACERA S65Tシュー) 積載 片足スタンド、ワイヤーロック錠 装備 グローブサスペンションサドル(VERO) ■特徴 ▼特徴 スポーツモデルの中でも抜群のコストパフォーマンスを誇る。 高価な変速機やホイールを使わず、安価ながらバッテリーは8.0Ahで実用性が高い。 GD値や坂道でのパワーでは、ブレイスやリアルストリーム一歩譲るが、 24km/h超のアシスト領域外速度域での軽快さと航続距離で優れる。本体の軽量さも売り。 ▼外装7段 変速機にグリップシフト+ボスフリー型の外装7段を採用した事で低価格を実現。 シマノ製では最も安価な部類の変速機(ホームセンター等の激安サイクルにも使われる)だが、 シマノらしく低価格でも実用性能は十分なので、何不自由なくスムーズにギアチェンジする。 おかげで4.0Ahのブレイスやリアルストリームと同等の値段で、8.0Ahと2倍の容量を持っている。 その代わり、インター8に比べると1速と8速の変速幅が狭い。後輪ハブもクイックレリーズ非対応。 ※参考:「シマノの変速機のグレード構成」 ▼フレームサイズ 他のスポーツタイプとフレームを比較すると、リアルストリームやブレイスとは殆ど同じ大きさで、 ジェッターやCRS-HBと比べるとややコンパクトなフレーム。 サス無し700CクロスバイクタイプのジェッターやCRS-HBに比べると、 サスペンションの分だけフレーム全体が5cmほど高い位置にスライドし、背高ノッポになる。 ▼軽量さ コンパクトなフレームと外装変速で、スポーツタイプの中でも比較的軽量な方に入る。 更に軽量化の余地も大きい。軽量且つ高剛性な高級リジッドフォークに交換し、 サドルやタイヤを軽量タイプに交換するだけでも十分軽量化できる。 高価なパーツを使わなくても18kg台を狙え、「軽量化カスタム」の費用対効果が大きい。 ▼平地のアシスト力 アシストは自然な感じの味付け。「踏んでる間、踏んでる分だけ、満遍無くアシストが乗る」傾向がやや強い。 モーターの働きが強く前面に出る感じではないが、アシストが継続的にずっと続いてくれる感じ。 アシストが切れる24km/h以上の速度域に違和感無く繋がるので、平地を走る際の走行フィーリングが良好。 ▼登坂時のアシスト力 その分、リアスト・ブレイスに比べると最大トルクはやや弱めで大人しい印象。 端的に言うと、「ブレイスでは座ったまま登れた坂が、ハリヤでは立ち漕ぎしないと登れない」場合が出る。 瞬間最大トルクの出方の違いに加え、SPECを搭載していないので低速ギアでのアシストが弱まるのが早い。 ▼外装変速の注意点 坂の途中で飛び出しに遭って緊急停止など、止むを得ずトップギアのまま停車した場合に困る事がある。 流石の電動アシストも、坂の途中で7速トップギア発進できる程の力は無く、負荷にモーターが負けるので、 自転車を一旦降りてスタンドを立ててギアチェンジ等を余儀なくされる。 これらはハリヤ固有の問題ではなく、外装変速の構造的な特性による。 ▼乗り方の特徴 内装8段に比べると外装変速はアシストオフ時の走行抵抗が僅かに少なく、また車重も軽い。 電源を切ってもそこそこ走れるので、「平地では電源OFF、発進や坂道等だけ電源を入れて走行」 と言った使い方が、それ程違和感なくできる。 ▼ライト ライトは本体バッテリーから電源供給される。乾電池交換の手間から解放されるので利便性が高い。 一方で、断線故障時にメーカー修理に出す必要があり、自分でアップグレードできないと言う欠点もある。 ハンドル根元のライト本体とコードが繋がる付け根の部分が折れ曲がりやすいので注意。 ▼サスペンション フロントフォークは、最廉価クラスのサスペンションフォーク。リアスト&ブレイスもほぼ同じ物。 フォーク右側のパイプ内にコイルバネ(スプリング)が1本、左側は空洞、という物凄くシンプルな構造。 減衰装置(ダンパー)が入っておらず、厳密には「サスペンション」ではなく「単なるバネ」に過ぎない。 安物のバネサスは漕ぐ力を吸い取ってしまう駆動ロスになり、重量も増えて、デメリットの方が多い。 それでも初心者の間は助かる面もあるが、「段差を肘と手首の脱力だけで吸収し無衝撃にする」動作を、 「無意識に体が勝手にやってる」段階まで乗員の技量が上がると、却って邪魔をする不要な装備となる。 ◆フロントフォークの動作イメージ動画 ハリヤ&リアスト&ブレイスに使われているフロントフォーク(Suntour NEX4000シリーズ)と、 同等品を搭載した車種(GIANT CROSS3400)のフロントフォークの走行中動作。 ◆リアルストリーム《4.0Ah》&DX《8.1Ah》(ブリヂストン) http //www.assista.jp/lineup/RS6L49/ http //www.assista.jp/lineup/RS6L89/ http //www.bscycle.co.jp/realstream/ ■2010年モデルスペック 型 番 RS6L80(リアルストリームDX) RS6L40(リアルストリーム) 価 格 14万9800円(実売約12万5千円~) 12万8800円(実売約10万7千円~) 電池容量 8.1Ah(25.2V)リチウム※定格7.6Ah 4.0Ah(25.2V)リチウム※定格3.8Ah 航続距離 強30km、強+エコ37km標46km、標+エコ47km 強15km、強+エコ18km標23km、標+エコ23km 重 量 22.9kg 21.8kg GD値(26インチ) 8速時GD値:6.62m、60rpm時:23.8km/h、24km/h到達時:ペダル毎分60.4回転 スプロケ 41×20T×内装8段(シマノInter8:SG-8R31) サイズ 全長176cm、軸間距離111.5cm、全幅54cm サドル高 78~96cm 適応身長 146cm~ ■主要装備 特殊 アシストレベル★×3内装8段+SPEC8(シフトセンサー検知型)、シマノグリップシフト 電装 0.5WコンパクトLEDランプ(単三乾電池×1本)、リア反射板 車体 ワイヤー内蔵ダイヤモンド型アルミフレーム、可変式ハンドルステムコイルスプリング式サスペンションフォーク(Suntour NEX4100) 車輪 HE規格26×1.5インチタイヤ(幅38mm、ChengSing製)アルミリム(ALEXRims AP-18)、ステンレススポーク、前輪クイックレリーズ(後輪ナット留め) 制動 前後輪:Vブレーキ(シマノ ACERA S65Tシュー)リアストDX前輪:機械式ディスクブレーキ(シマノBR-M416) 積載 片足スタンド、ワイヤーロック錠 装備 ラウンディッシュスポーツサドル(VERO) ■特徴 ▼特徴 大手4社(パナソニック、ヤマハ、ブリヂストン、サンヨー)の電動アシスト車の中では最もGD値が大きい。 また内装8段+SPEC8で登坂能力が高く、パワーに優れるのが特徴。 内装8段は停車中に変速できるので街乗りとも相性が良い。 反面、車重が重く、電池消費が激しくて燃費が悪い(航続距離が短い)のが欠点。 ▼GD値 インター8は変速幅が大きい。8速はハリヤの7速の上にもう1速足した様な形。 ハリヤの1速がリアストの3速相当で、その下にもう2速分の超ローギアで超急坂をクリアできる。 ▼坂に強い 急坂では、インター8の1速超ローギアと、低速ギアでもアシスト範囲が狭くなり難いSPEC8の恩恵で、 外装7段8段に比べて急坂に強い。立ち漕ぎせず座ったまま急坂をクリアできる。 スポーツタイプは全般的にアシスト比は低目の設定なのだが、インター8+SPEC8がそれを補い、 強化アシストタイプとは別の方法論で、高い登坂能力を発揮している。 ▼アシスト特性 ヤマハ製動力ユニットは踏み強めのトルクを一定時間は維持しようとする傾向。 最初を少し強めに踏み込めば、1~2秒は強いアシストが続く。更に1速+SPEC8の組み合わせは強力。 特に強モードで発進時に強く踏み込めば、ドンっと強力にトルクが立ち上がる(体重や脚力にもよる)ので、 低速での切り返し等では急発進に少し注意が必要な程。 この内装8段(インター8)が割と高価な分、発進と坂に対してはハリヤジェッターより優秀。 ▼街中に強い 外装変速に比べて「停車前には低いギアに落とさなきゃ…」と言う意識配分が要らず、 坂の多い住宅地や、信号停止からの1速発進が多い街中での使い勝手が良い。 発進・停止の多い街中を常時強モードで走ると、信号スタートの度に強いアシストの恩恵を受けられる。 ▼電池容量 低速発進のパワーが強い反面、SPECもフル活用して強モード発進を繰り返すと電池消費は激しくなる。 燃費が悪いリアストは8AhのDXモデルを強く推奨。4.0Ahだと残量が不足しがち。 電池残量が1/4以下になる辺りから、バッテリーを守る為にアシスト力が低下するが、 電池容量に余裕があれば、低下の起こらないフルパワーを出せる領域を長時間使えるので、 アシストパワーの最大値は同じでも、大容量の方が実質的にはパワフルとなる場面が多い。 大容量は経年劣化で見かけ上の容量が低下した際にも、マージンとなって性能低下を遅らせてくれる。 ▼アシストOFF時の抵抗 電源ON時の発進がパワフルな分、アシストOFFにすると体感的な落差が大きい。 車重も8Ahで約23kgとママチャリタイプ並に重い。更にインター8ハブで後輪自体が重い。 8速時のGD値もハリヤジェッターに比べて高い。 更に内装8段は8速7速等の重いギアの内部抵抗が少し大きいのも合わさるので、 電源OFFだと低速ギアなら普通には漕げるが、8速だと流石に鈍重さを感じる。 ハリヤやジェッターに比べて、電池切れ等で電源OFFで走行した際に重く感じる度合いが高い。 アシストOFF域では8速入れっぱにせず、必要に応じて5~7速も使い、適切なギア比選択が重要。 ▼乗り方の特徴 上記の変速機や車重やアシスト等の特性から、電源を切って進む事はあまり想定されておらず、 「電源を入れている間のみ高い性能を発揮できる」機種、という傾向が強い。 電池容量を節約する場合は、電源を切って走るよりも、電源ONのままエコモードにし、 モード切替で航続距離の延命を行う方が向いている。 車種 アシストON時 アシストOFF時 乗り方 車種の性格 リアストブレイス 高負荷時でもパワフル 電源OFFだと割と重い 常にスイッチONで走るのが基本 航続距離よりパワー ハリヤジェッター 高負荷時でのパワーが弱め 電源OFFでも割と走れる 必要ない時は電源OFFも可 パワーより航続距離 ▼Vブレーキ ブレーキはMTBでは一般的なVブレーキを採用。ドライ環境では強力な制動力を持つ。 ただ初期装備のシュー(S65T)はドライ(晴天)用なので雨天時の磨耗が早い。 KOOL STOPやSWISS STOP等の高級品なら、高価だが更に高い性能を発揮できる。 ▼ディスクブレーキ 8AhのリアルストリームDXでは、上位機種らしく機械式ディスクブレーキを装備。 ディスクブレーキの利点は、Vブレーキに比べて雨天時でも安定した効きを見せてくれる事。 リアストDXの機械式ディスクは安価グレードだが、街乗り程度なら十分。 フロントフォーク自体は4Ah版リアストと同じ物なので、一応、Vブレーキにする事も可能。 ▼フレームサイズ フレームサイズはハリヤとほぼ互角で、同じ前サス付きMTBタイプだけにシルエットも酷似。 ハリヤのステムが角度固定なのに対し、角度調整ステムなのでハンドル位置は若干変えられる。 ◆パスブレイス《4.0Ah》&ブレイスL《8.1Ah》(ヤマハ) http //www.yamaha-motor.jp/pas/lineup/brace/ http //www.yamaha-motor.jp/pas/lineup/brace-l/ http //www.yamaha-motor.jp/pas/brace/index.html ■2010年モデルスペック 型 番 PV26SL(PASブレイスL) PV26S(PASブレイス) 価 格 14万9800円(実売約13万8千円~) 12万9800円(実売約11万円~) 電池容量 8.1Ah(25.2V)リチウム※定格7.6Ah 4.0Ah(25.2V)リチウム※定格3.8Ah 航続距離 強30km、強+エコ37km標46km、標+エコ47km 強15km、強+エコ18km標23km、標+エコ23km 重 量 23.5kg※ワイヤー錠300gを含む 22.2kg※ワイヤー錠300gを含む GD値(26インチ) 8速時GD値:6.62m、60rpm時:23.8km/h、24km/h到達時:ペダル毎分60.4回転 スプロケ 41×20T×内装8段(シマノInter8:SG-8R31) サイズ 全長176cm、軸間距離111.5cm、全幅53cm サドル高 82~100cm 適応身長 157cm~ ■主要装備 特殊 アシストレベル★×3、内装8段+SPEC8(シフトセンサー検知型)、シマノグリップシフト 電装 白色LEDランプ(約800カンデラ、単三×1本)、リア反射板 車体 ワイヤー内蔵ダイヤモンド型アルミフレーム、可変式ハンドルステムコイルスプリング式サスペンションフォーク(Suntour NEX4100) 車輪 HE規格26×1.5インチタイヤ(幅38mm、ChengSing製)アルミリム(ALEXRims AP-18)、ステンレススポーク、前輪クイックレリーズ(後輪ナット留め) 制動 前後輪:Vブレーキ(シマノ ACERA S65Tシュー)ブレイスL前輪:機械式ディスクブレーキ(シマノBR-M416) 積載 片足スタンド、ワイヤーロック錠 装備 スポーティコンフォートサドル(VERO) ■特徴 ▼特徴 OEMのブリヂストンのリアルストリームと同じ性能を持つ。 違いは「ボディ色」「サドル」「ライト」「リアブレーキワイヤーの配線」、程度。 カラーバリエーションはブレイスの方が豊富。赤色が加わり、8Ah版でも色数が減らない。 能力に違いは無いので、カラーやロゴの好みや、購入店の販売価格の安さ等で選んでOK。 ▼リアブレーキワイヤー配線の違い リアブレーキのワイヤーの取り回しの違いは一長一短。 リアルストリームは、ダウンチューブのトンネル内を通す。外に露出が少なく見た目スッキリ。 反面、リアブレーキ手前のワイヤーの曲がりがきつくなり、経年劣化で動きが渋くなりやすい。 ブレイスは、トップチューブの下を通す。ワイヤー配線が直線的になるので、動きが鈍くなり難い。 反面、外にワイヤーが露出するので見た目が少し無骨な感じになり、ワイヤー皮膜が傷付く可能性が増える。 クロスバイクタイプ ◆ジェッター《8.0Ah》(パナソニック) http //cycle.panasonic.jp/products/electric/ENHC4/index.html ■2011年モデルスペック サイズ フレーム490mm フレーム440mm 型 番 BE-ENHC349 BE-ENHC344 価 格 16万5000円(実売約13万9千円~) 電池容量 8.0Ah(25.2V)リチウム電池 航続距離 強36km、標38km、エコ49km 重 量 19.8kg 19.7kg GD値(700C) 8速時GD値:5.8m、60rpm時:20.9km/h24km/h到達時:ペダル毎分68.9回転 スプロケ 35×13-23T(外装8段:シマノ CS-HG50-8)リアディレーラー:シマノ TIAGRA RD-4500-SS サイズ 全長184cm、全幅57cm軸間距離114.5cm 全長183cm、全幅57cm軸間距離113.5cm サドル高 84~99.5cm 80~95.5cm 適応身長 156cm~ 149cm~ ■主要装備 特殊 液晶マルチコントロールサイクルメーター、シマノ外装8段(TIAGRA) 電装 LEDスポーツバッテリーライト(本体バッテリー給電)、リア反射板 車体 ワイヤー内蔵ダイヤモンド型アルミフレーム(サイズ2種類)アルミ製リジッドフロントフォーク(AVI) 車輪 WO規格700×32mmタイヤ(幅32mm、Panaracerパセラ)シマノコンプリートホイール(WH-T565)、前後輪クイックレリーズ 制動 前後輪:Vブレーキ(シマノ ACERA S65Tシュー)、パワーモジュレーター(SM-PM60) 積載 フロントキャリア、片足スタンド、ワイヤーロック錠 装備 グローブサスペンションサドル(VERO)、ブレーキレバー一体型ベル ■特徴 ▼特徴 2011年よりフレームサイズが2種類になり、高身長の人にも対応。 「ハリヤの700Cサス無しクロスバイク版」または 「チタンフラットロードEBのアルミフレーム廉価版」とも言えるタイプ。 「ホイール性能の高さから走行抵抗が少なく、アシストOFF域でも普通のクロスバイク的に使える」 のが売りで、発進や坂等の必要な時だけアシストしてもらう、と言うスタイル。 ハリヤを更にオンロード寄りにした形で、省エネ平地巡航が得意で航続距離が長い。 反面、リアストDX&ブレイスLより、アシスト力は控え目になる。 ▼フレームサイズ追加 2011年より、従来サイズの440mmフレームに加え、フレームサイズ490mmのラージ版を追加。 これまでのスポーツ車は、440mm(160~180cm≒実質165~175cm向け)前後の1サイズしか無かったが、 ラージ版のジェッターは、身長180cm前後の人にとって数少ない適応サイズのスポーツタイプとなる。 ▼キャラクター 初めて電動アシスト車に触れる人からすると「高価=ハイパワー」のイメージを抱きやすく、 良く勘違いされるのは「ハリヤやブレイスより高価だから、それらよりハイパワーなんだろう」と思われる事。 実際には「アシストは控え目で、走行抵抗を減らしてアシストに頼らない」キャラとなる。 購入前にジェッターのキャラ性を良く理解し、納得した上で購入した人にとっては、満足できる魅力を備えている。 逆に購入前リサーチが足りず、「一番高価なのが一番凄いアシストだと思って買ったのに…」とならない様に注意。 ▼ホイール性能 車両価格が高価な理由の大半は、足回りにお金を掛けているため。 シマノのコンプリートホイールWH-T565を使用。このホイールセットだけで約2万円分。 電動アシスト車に使っても十分なだけの剛性と、そこそこの軽量さを持つ。 前後ホイールともクイックレリーズ対応ハブで、ワンタッチで車輪が外せるのは整備性が良く有り難い。 ハリヤ・リアスト・ブレイスは台湾チェンシン製の無銘タイヤを使うのに対し、 ジェッターのタイヤは国産銘柄のパナレーサー・パセラを履く。 またタイヤ幅が32C(=32mm)と細く、重量も軽いので走行抵抗が少ない。 ハリヤは幅40mmと太く、ブレイス&リアストは幅38mmの上に内装8段ハブが重く、 CRS HBは35C(=35mm)タイヤでジェッターよりは太くて重いタイヤとなる。 走行抵抗が少ない細身大径タイヤにより、アシストOFF域でも軽快に漕げるのが利点。 ▼乗り心地 完組ホイールはスポーク本数が少なく高い張力を掛けており、漕いだ力がロス無く進む力に変換される。 逆に言えば、スポーツ車に乗り慣れてない人にはやや硬めの乗り心地と感じる事もある。 慣れれば平気になる範囲ではあるが、慣れるまで手首の振動が辛い人は、 「スポンジグリップ」や、「エルゴングリップ」等に交換するとかなり緩和される。 特にスポンジグリップは費用対効果が高い。 ▼アシスト力 アシストは控え目。露骨なパワーで力押しするタイプでは無い。 大径ホイールは小径車と逆の性質で、一旦速度に乗れば惰性走行での減速は少ないが、 漕ぎ出しのキビキビ感は失われる。 その為、設定値上はハリヤと大差無いアシスト力の筈だが、出足の体感トルクが細く感じる。 なお、液晶コントロールメーターのアシスト表示を見ると分かるが、パワーモードでもアシストされるのは、 時速18km/h辺りまで。20km/h以降は実質アシスト無しで走っている。 この「法定上は24km/hまでアシストだが、実際は18~20km/hで殆どゼロになる」点は他の車種も同じ。 ※詳細は「実際の車体が出しているアシスト比」を参照。 ▼液晶マルチメーター 現在速度・バッテリー残量・区間走行距離・積算走行距離・区間平均速度・最高速度等の表示に加え、 瞬間最大電流消費量のゲージ表示によって、現在のアシスト量も把握できるのが有り難い。 フロントフォークにセンサーが付いているが、これは一般的なサイクルコンピュータのセンサーと同じ物。 純粋に計測だけを行い、SPEC3の様に検知した車速をアシストに反映させる事は無い。 生活防水程度の能力はあるので多少の雨に降られても平気だが、完全防水では無いので程々に。 ▼航続距離 非電動のクロスバイクに乗っていて辛いのは「発進→20km/hまでの加速が疲れる」「信号ウンザリ」な点。 ジェッターなら発進したらアシストであっという間に20km/hに達するので、後は非電動クロスバイク的に漕げる。 アシスト時間が短くなるスタイルなので、航続距離が自然と長くなるのが隠れた長所でもある。 ▼登坂能力 トルクが弱めの設定、SPEC非搭載、外装変速、リアスプロケが23T~13Tとクロスレシオ気味。 低速ギアでないと登れない超急坂は苦手。急坂の途中で8速停車等をすると少々困る状態になる。 ◆CRS HB《8.0Ah》(ジャイアント) http //www.giant.co.jp/giant11/crs_hb.php http //www.giant.co.jp/giant11/bike_datail.php?p_id=00000092 action=outline ■2011年モデルスペック 型 番 GE-700CRS 価 格 16万8000円(実売約16万8千円~) 電池容量 8.0Ah(36.0V)リチウム電池 航続距離 スポーツ36km、エコ70km(2モード) 重 量 23.0kg GD値(700C) 前3×後8速時GD値:9.46m、60rpm時:34.1km/h24km/h到達時:ペダル毎分42.3回転 スプロケ フロント3段:48/38/28T(シマノACERA)×リア8段:11-30T(シマノDEORE) サイズ 全長184.6cm、軸間距離112.8cm、全幅59cm サドル高 80~95.5cm 適応身長 149cm~ ■主要装備 特殊 ライドコントロール液晶パネル、3×8=24段外装変速フロントハブモーター前輪駆動(回生機能無し、クラッチ機構有り) 電装 LEDスポーツバッテリーライト(本体バッテリー給電)、リア反射板 車体 ワイヤー内蔵ダイヤモンド型アルミフレーム(エンド幅135mm)アルミ製リジッドフロントフォーク 車輪 WO規格700×35mmタイヤ(幅35mm、シュワルベ エナジャイザー)仏式チューブ、アルミリム(ALEX G6000)、14番ステンレススポーク(太さ2mm) 制動 前後輪:Vブレーキ(シマノ ACERA BR-M422)、パワーモジュレーター 積載 片足スタンド、ワイヤーロック錠、バッテリー一体型リアキャリアリアキャリアサイドバッグ(右:バッテリー、左:収納用) 装備 メモリーフォームサドル、ベル ■特徴 ▼特徴 ジェッターやブレイス等の他のスポーツモデルとは駆動方式や特性が違うかなり異色の特性。 モーターを前輪駆動にした事で、フロント3段×リア8段の24段ギア搭載が可能になり、 トップギアのGD値9.5mと国内大手メーカーのスポーツモデルの1.5倍近いギア設定を持つ。 反面、前輪駆動化の代償として、登り坂に弱く、アシストはかなり控え目。 GD値の高さでアシストOFF域で走る時間が増えるので、航続距離が長い。 ジェッター以上に「アシストは補助装置」という傾向を強く推し進めた形となる。 クセは強いが特定性能に秀でている機種と言える。 ▼モデル構成 非電動の「CRS」の電動版。電動化に伴いジオメトリ等が変更されている。 なお、英国他の海外では後輪駆動モーターのバージョン「ESCAPE HYBRID」や、 女性向けスタッガードフレーム版「ESCAPE HYBRID W(Woman)」等も存在する ▼前輪モーター 外見はエネループバイクやRX-5U&RX-10Sに搭載される前輪モーターと酷似。 ただし回生充電機構を非搭載で、代わりにクラッチ機構を設けている。 回生充電機能は代償も大きい機能で、発電機構の為にクラッチを搭載できない。 この為アシストOFF域ではリムダイナモ的な走行抵抗が発生するというデメリットがあった。 その点CRS HBは回生非搭載なので、アシストOFF域ではクラッチが切れて抵抗が発生しない。 ただし、前輪がモーター内蔵で重いので、段差乗り越え時の衝撃は大きくなる。 同じリジッドフォークのジェッターよりも更に、路面の振動が手に伝わり易い。 ▼GD値 CRS HBの性能上の最大の特徴とも言えるのが、最大9.5mものGD値の大きさ。 特に平地ではひと漕ぎ9.5mの恩恵は絶大で、緩い下りなら快適に高速を出せる。 ▼ギア構成+クランク長 前輪モーターなので、クランクが電動専用パーツでなく、汎用品クランクで交換も簡単。 クランク長は170mm。ハリヤ達の165mmより長く、やや高身長な人向け。 ▼フレームサイズ 国内大手メーカー製と違い、バッテリーを車体中央には搭載せず、リアキャリア横に設置。 後発参入メーカーの動力ユニットに、サンスター技研製や前輪or後輪モーターが多いのは、 特殊フレームを必要とせず、既存車種流用のポン付けで電動アシスト車にできるのが理由でもある。 既存のフレームから大きく変更が必要なければ生産ラインを共用してコストを下げられる。 (公式アナウンスでは「リアセンターを短くしてスポーツ車らしい運動性を確保した」という建前) いわば消極的理由での搭載位置決定ではあるが、サドルシートポストより後方が短くでき、 その分サドルからハンドル間を長く取れるので大柄な人向けサイズにできるメリットもある。 JIS規格で自転車の全長は190cm以内と決められているので、中央バッテリー配置だと、 どうしてもサドル~ハンドル間を短くするしかなく、身長180cm以上の人には厳しくなる。 この為、リアストやブレイスに比べて多少身長が大きい人でもサイズに余裕がある。 ▼バッテリー 外見上の大きな特徴となるバッテリーケース。右側が走行用バッテリー搭載位置。 左側は荷物収納のバッグになっていて、更に充電器を積載する事を想定している。 長距離ツーリング等でバッテリーも持ち歩き、目的地で充電が可能になる。 充電器はACアダプタ形状で、キャリアにバッテリーを搭載したまま充電にも対応。 重量物をリアキャリアに積載する場合は、ホイールの中心軸の真横に置くのが理想的。 CRS HBは(若干高めの位置だが)ホイール真横付近にバッテリー搭載で、重量バランス悪化を防ぐ。 ▼アシストのタイムラグ 車体中央には、黒いコントロールボックスを設置して、トルク検知&アシスト制御を行う。 このトルク検知システムの仕様上、どうしてもアシストにタイムラグが発生する。 更に「誤発進を防ぐ為に敢えてタイミングは遅めに設定」という設計思想(建前)もあり、 ペダルを踏みこんでから、ワンテンポ遅れてトルクが発生する。 踏んでも即レスポンスが来ないのは、体感的アシストが弱くなる原因でもある。 ▼ライドコントロールパネル 電源スイッチはジェッターの液晶パネルの様に、ライト操作以外の様々な情報を表示。 車速・区間走行距離・積算走行距離・走行時間・現在時刻・バッテリー残量、等。 ライトはパナソニック製で本体バッテリーから給電される方式なので利便性が高い。 ▼擬似SPEC効果 前輪モーターだと、ギアチェンジしても車速とモーター回転数の関係が変わらないので、 SPECと違い「ギアが何速に入ってるか」を判断していない。 この為、「ギアを何速に入れてもアシストが同じ」様に働く。 車体中央モーターのアシストに慣れていると、異色の感覚となる。 ▼坂に弱い 前輪駆動の宿命として、登り坂に致命的に弱いのが欠点。 非乗車時の重量配分でも前輪:後輪=約45:55、乗車静止時で既に前:後=約35:65で、 これが登り坂走行中は、後輪に7割超で、殆どの重量が後輪に集中する。 急勾配ではウィリーする様な力が働き、前輪を地面に押し付ける力が抜けてしまう。 この為、モーター出力が地面に伝わらず、実質仕事してるのは人間が漕いでる後輪ばかりとなる。 「坂でも座ったまま余裕で登れる」のが電動の強みの筈が、坂でも車重で苦戦する羽目になる。 坂の多い地域に済む人にとってはやや相性の悪い特性。 同じGIANT製で16万円強出すなら、非電動だと高性能なバイクが買えるので、微妙な悩むライン。 ▼平地に強い 坂には相性が最悪だが、信号停止のやや多い平地との相性は実に良い。 36Vと高めの電圧で駆動するホイールインモーターは24Vより高回転向けで、 15km/h辺りの中速度域までの加速の伸びが良好。瞬時にアシストOFF域まで加速できる。 アシストの仕事時間が短いので、航続距離が非常に長い。 メーカー規定パターン走行でさえエコモード70kmを誇る。 この辺はリアストとは対照的で、ジェッターの特性を更に強調した感じ。 ◆チタンフラットロードEB《5.0Ah~10.0Ah》(パナソニック) http //cycle.panasonic.jp/products/electric/ENV/index.html ■2010年モデルスペック 型 番 BE-ENV43(430mm)~BE-ENV53(530mm)※フレームサイズ毎に6種類 価 格 58万5000円~69万9000円※セミオーダー制 電池容量 10.0Ah(26V)リチウム電池 5.0Ah(26V)リチウム電池 航続距離 強50km、標54km、エコ69km 強25km、標27km、エコ34km 重 量 17.3kg 15.7kg GD値(26インチ) 8速時GD値:6.15m、60rpm時:22.1km/h、24km/h到達時:ペダル毎分65回転 スプロケ 41×13-26T(外装8段:シマノ CS-HG50-8)リアディレーラー:シマノ TIAGRA RD-4500-SS フレーム 430mm 480mm 530mm 適応身長(ワイドサドル) 153~168cm 161~176cm 170~185cm 適応身長(スポーツサドル) 149~164cm 157~172cm 166~181cm ■主要装備 特殊 液晶マルチコントロールサイクルメーター、シマノ外装8段(TIAGRA) 電装 青白色LEDスポーツバッテリーライト(本体バッテリー給電)、リア反射板 車体 ダイヤモンド型チタニウムフレーム(3Dバテッド管ラグフレーム)カーボン製リジッドフロントフォーク、 車輪 HE規格26×1.25インチタイヤ(幅32mm、Panaracerパセラ)アルミリム(AlexRims FD16)、前後輪クイックレリーズ 制動 油圧式ディスクブレーキ(DEORE LX、BL-M585レバー) 積載 フロントキャリア&サドルバッグ(オプション)、片足スタンド、ワイヤーロック錠 装備 選択式サドル(スポーツサドルorワイドサドル)、前輪クイックレリーズオーナーズネーム刻印フレーム、真鍮製ベル、チタン製泥除け(オプション) ■特徴 ▼特徴 『経営者や医者、弁護士などの富裕層や、健康意識やスポーツへの関心が高い団塊世代』 をターゲット層にしたといわれる超高額車。 フレームサイズが選べる事、最小15kg台と超軽量な事が特徴。 ▼セミオーダー制 セミオーダーシステムで注文を受けてから約1~2ヵ月かけて製作される。 (フレームに高輝度鏡面仕上げをオーダーすると、40日余分に製作日数が掛かる) ボディ色は56色(28色+マットor光沢仕上げ)、バッテリーやサドルやロゴデザイン等、 各パーツの仕様を細かくチョイスできる。 大量生産品ではないだけあって、フレームサイズが3種類から選べるのが大きい。 ▼チタンフレーム その値段の大半を占めているのはチタンフレーム。 加工に高い技術とコストを要し、鏡面磨き仕上げ加工だけでも約10万円掛かる程。 更に軽量なカーボンフォークや油圧ブレーキ等で付加価値を高めている。 それ以外の基本的な動力やコンポ(ティアグラ)等はジェッターと共通の部分が多い。 (逆に考えればチタンフラットロードEBのアルミフレーム廉価版がジェッターとも言える) ▼軽量さ 一番の特徴は最小で15.7kgという超軽量な車体(バッテリー容量やフレームサイズで変化)。 他のスポーツモデルより5kg~8kg近くも軽量になっている。 さすがにこれだけ重量差があると乗車感や体感アシストに差がハッキリと現れる。 車体重量が軽いと低速での旋回性能も上がり、小径車的な漕ぎ出しの軽さが前面に出る感じとなる。
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最終更新日:2024.5.26 ◆「パンク修理」の意味を理解してもらえない問題 2023.10.8 ◆素手でタイヤ内の残留物確認するのは止めましょう 2023.6.18 ●バルブ周辺パンクはパッチ貼り修理ではなくチューブ交換になる理由 2022.6.26 ●空気圧不足でパンクの解説(国民生活センター) ──────────────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────── ●空気圧不足でパンクの解説(国民生活センター) www.kokusen.go.jp/news/data/n-20181107_2.html 「習慣の無さ」&「適正空気圧を理解していない」問題から起きるパンクのド定番。 以下4ページの熟読をオススメします。 ■パンク予防は習慣と米式化 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/98.html ★タイヤの空気圧 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/91.html ★タイヤの空気圧2 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html 季節と空気圧の変化について https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/140.html ──────────────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────── 2021.8.29 ◆チューブ交換時の要点(パナレーサー解説) 2021.07.11 ●[宮城]パンク魔の被害200件以上? 2021.06.27 ●(未使用)パッチは約3年で接着力が低下(パナレーサー解説) 2021.06.06 ●何故やすりがけが必要なのか(パナレーサー解説) 2021.05.16 ●パンクの原因の多くは刺さり物ではなく空気圧管理不足 2021.02.21 ●バルブ台座がチューブから剥がれる原因の1つ 2021.02.07 ◆パナレーサーの水調べ専用バケツ 2.14●ワールドサイクルで扱い開始 2020.12.20 ▲タイヤとチューブを新品に交換していても・・・ 2020.07.12 ◆バーストの原因アレコレ 2020.06.14 ★パンク修理(予防)とは「原因」を取り除くこと 2019.12.01 ●ブレーキシューの位置が問題でパンク 2019.11.17 ●バルブ軸ごと消失 2019.10.13 ●酷い修理例「雑なリムテープ処理」 2019.09.15 ●パンク原因を取り除けず再パンク修理 2019.05.12 ●パッチ貼り修理の限界 2019.02.17 ●リム打ちパンクが1か所というケース 2019.02.17 ●不適切なサイズのチューブの原因は? 2018.12.30 ●パンク魔対策 2018.11.25 ●パンクしたまま放置すると起こるデメリット 2018.10.07 ●空気圧不足でバルブ軸の破損 2018.08.12 ●パンクを放置して使うとこうなる一例 2018.07.29 ●暑さに耐えきれずパンク? 2018.07.22 ●チューブの裂けは補修ではなく交換が望ましい 2018.07.08 ●タイヤのビードワイヤー露出 2018.06.17 ●パンクの原因と対処 2018.03.04 ●HE系に多いニップルパンク? 2018.01.14 ▼パンクではないケース(バルブ部分の緩み)、●パンク修理は早めにしないと高額修理になりかねない 2017.12.03 ●要チューブ交換の事例達、●HE系に多いニップルパンク? 2017.11.26 ●パンクしたまま走行するとチューブ交換になる 2017.11.19 ●チューブの劣化、●3年で交換になったチューブ 2017.11.12 ●チューブに無数の穴が開いてしまった場合 2017.09.03 ●パッチ貼り修理のほうが得とは限らない 2017.07.30 ●パッチが貼りつかない粗悪チューブ 2017.07.09 ●チューブに空気が入らない3つの理由 2017.06.11 ●リム内側の側面の荒れが原因でパンク 2017.06.04 ●スネークバイト、●パンクしたまま走行すると修理費が増える 2017.05.07 ●パンクではない事例 2017.02.05 ●空気圧不足→チューブが摩耗で削れてしまう→パンク 2017.01.29 ●パンク修理後の再パンク(チューブの弱り) 2016.12.11 ●不具合時の保証について 2016.12.04 ●パンクしたまま走ると・・・、●空気圧不足がパンク原因の約6割 2016.11.27 ●空気が少なければパンクを引き起こす 2016.11.20 ●チューブの製造不良が疑われるケース(KENDA) 2016.11.13 ●ニップルの不良 2016.10.09 ●チューブ巻き、●修理後に虫ゴム付近から空気漏れ? 2016.10.02 ●空気圧不足→チューブねじれ→バルブベース剥離 2016.09.18 ●パンクを防ぐということは原因を知るということ 2016.09.11 ●廃チューブで作るバルブ付近のパンク予防ゴム板 2016.09.04 ●工賃表の一例とパンクに関する内容など様々、 ●パンク修理方針の違い 2016.08.14 ●それはパンクではないかもしれない 2016.08.14 ●自転車のパンク、7割は防げる? もっと注目したい「空気入れ」の重要性 2016.08.14 ●「確実性を重視」か「節約重視」か、●チューブの製造不良が疑われるケース 2016.08.07 ●ロードサービス付きの保険 2016.07.03 ●無習慣で繰り返すパンク 2016.05.29 ●パンクではなく空気入れに原因があったと思われるケース(修理剤ページから移動) 2016.05.15 ●ステンレスのリムの処理不足、●タイヤ内のワイヤーが突出して起きたパンク 2016.04.24 パンク修理剤(予防剤)関連を移動 2016.03.27 ●修理の前に予防するという考え方、●安全ではなくても「大丈夫だと思いたい」だけ? 2016.02.28 ●パンク修理3年後にチューブの亀裂? 2016.02.21 ●環境によりパンクを繰り返す、他 2016.02.14 単独ページに移動 ────────── 2015.11.29 ●チューブの劣化について 2015.11.15 ●空気を入れずに乗り続けた結果、●折り目パンク(空気圧不足) 、▼パンク修理以前に空気を入れることを知らない人 2015.10.02 空気を入れずに乗り続けると・・・ 2015.10.31 ●謎チューブの製造不良? 2015.09.19 ●パンクした状態で普通に乗り続けると・・・ 2015.08.30 ニップルパンク 2015.07.20 パンクの種類の部分追加 2015.07.02 ●パンクの種類 2015.05.15 ●【重要】異物チェックを見逃すな! 2015.04.26 見つけにくい異物の状態の具体例2 2015.03.29 パンク修理時に気を付けること 2015.02.28 ▲謎チューブの末路 2015.02.08 パンクの種類 メンテナンス・パーツ交換と★チューブの違い(英_米_仏_他)に詰め込み過ぎて分かりづらいのでページ分け ■パンク修理関連━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最初に書いておくべき内容として パンク予防剤・防止剤・修理剤・ストッパーは使わないほうがいい。 ▲パンク修理剤(予防剤)関連 ◆チューブ交換時の要点(パナレーサー解説) twitter.com/PanaracerJ/status/1430814088569843714 Q.チューブ取扱説明書に、交換時の最後にバルブをハブ側へしっかりと引っ張ると書いてあるけどなんのため? A.バルブベース(バルブステムのゴム台座)をリムに密着させるためです。 この引っ張りが不十分だと、ベース境界でのパンク原因となる場合があります。 ※リムナットがあっても工具の使用は禁止 ◆動画解説(パナレーサー) www.youtube.com/watch?v=zLHAldPopOg t=200s これも、「リムナットのない米式チューブでバルブ軸周辺がパンクしている原因」の1つと言えるのだろう。 しかし多くは、ポンプヘッドの着脱時に「グリグリ」と、「リム穴の縁に擦りつけて摩耗させている」のが原因。 (あるいは、空気充填の頻度が少なく、内部でズレが生じ、軸が削られるケースも考えられる) そのため、特に安物でリム穴加工が弱く縁が鋭ければ、「縁を滑らかにしておく」という加工も必須。 twitter.com/PanaracerJ/status/1431048953538039811 リム側に引張っていないと隙間ができ、 その隙間に逃げようとして局部的に角のように膨らんで、耐え切れずにパンクしてしまいます。 後半部分は「英/米式用のリム穴に仏式チューブを使ってはいけない理由」にも通ずるものがある。 twitter.com/PanaracerJ/status/1431049701965459456 これはバルブ付近だけでなく、リムテープがずれいたり、 チューブが折れていたりしてタイヤ内で隙間が出来るとおこる可能性があります 「パンク修理ごとき誰でもできる」というセリフが如何に陳腐なものか思い知らされる。 こういう人達は100均で安価にパンク修理キットを買えることに自慢気でも、「落とし穴」には気付かない。 (※単なる接着剤と勘違いする施行ミスから、取り付け順・方向間違いがあっても気付かず「問題ない」と思い込む) (自称も含む)プロでも間違えていたり規格を把握できていないこともあるのに、 なぜ詳しくない人達でも完璧に出来ると思えるのか・・・本当に不思議。 ●(未使用)パッチは約3年で接着力が低下(パナレーサー解説) twitter.com/PanaracerJ/status/1406918417064468485 Q.イージーパッチの使用期限はどのくらいですか? A.明確には定めていませんが、製造ロットから3年程度経つと徐々に接着力が落ちてきます。 ※「ゴムのりで接着するわけではない」ので要注意。 twitter.com/PanaracerJ/status/1407133275559059456 イージーパッチの場合は製造年月は取扱説明書の下に印字があります。 ◆素手でタイヤ内の残留物確認するのは止めましょう 丸めたティッシュ・・・はボロボロになりそうなので緊急時以外は基本無しとしても、 ・厚手のキッチンペーパー ・スポンジ ・革片 ・布切れ ・タオル など 要は、繊細で「引っかかり」や「確認片に傷が入ったことが分かればいい」のであって 素手を犠牲にする必要は全くない。 ◆「パンク修理」の意味を理解してもらえない問題 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/34158021.html 「チューブやタイヤがボロボロなので またすぐにパンクする可能性が高いため、 今タイヤチューブ交換しないと困ることになりますよ」と伝えると 「▲パンク修理で良いって言ったのにタイヤとチューブを交換させられた!」 もしくは 「▲意地でもパンク修理」と譲らず、渋々パンク修理に応じると・・・ 「▲すぐにパンクした」とクレームになるケース。 基本的にどう見ても長持ちしないことが明らかな場合は 「当店ではパンク修理では応じられません」と断固拒否することも 必要として… 店側で出来る対策は、 (何となく危なそうな厄介者は察することが出来るはずなので) 怪しい雰囲気を憶える者に対しては ◆「念書を書かせる」 ◆「同意している証拠を撮影しておき、 クレームが来ればしっかりとその動画を証拠として突きつける」 更に、契約履行が不十分と判断できる場合は修理委託契約そのものが成立しないため、 日本語力及び認知症対策で簡易的な知能テストとして○×設問を10問ほど用意し 「当店の説明にご納得頂けない場合は、大変恐れ入りますが 謹んで対応をお断り申し上げます」と 怒り一切なしで無表情で淡々と説明するなど「虫除け対策」を講じるしかない。 それにしても 「▲”たかが自転車修理”としか思ってないような迷惑な輩」からすれば 自分の考えこそ正しいと下に見られがちなことに対抗するには やはり技術に自信がある店ほど 「自転車販売修理業ではなく自転車の販売及び"自転車の病院"のような店」と 名乗ったほうが良いのではないだろうか。 ●バルブ周辺パンクはパッチ貼り修理ではなくチューブ交換になる理由 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12807989972.html バルブベース付近は「剥がれやすい」ので、 「いつ再発するか分からない状態に怯えるより、チューブごと新品に交換するほうが安心感が高い」。 ────────────────────────────── 空気圧をシビアに管理してタイヤを使い切りたいのであれば チューブ交換のタイミングで米式チューブへの変更をオススメ。 ※タイヤも摩耗気味であれば一緒に交換すれば工賃割安になるはず。 ※ポンプは「ポンプヘッドが外れる空気入れであれば、米式の空気圧計だけ買う」か、 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/112.html ポンプ買い替えが必要であれば空気圧計のあるポンプに変更。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/46.html#RP ●[宮城]パンク魔の被害200件以上? news.goo.ne.jp/article/oxtv/region/oxtv-09105.html 若林区のスーパーマーケットで、自転車2台のタイヤをパンクさせた疑いが持たれています。 去年11月と今年1月、宮城野区のマンションでも同様の犯行を行った疑いで、 2度逮捕されていて今回で3度目です。 今年5月に被害に遭った人 「1回前輪後輪どっちもやられた後に直して、少ししたらまた後輪もやられた…迷惑でしかない」 こちらの自転車販売店では、修理を依頼する客が増えたといいます。 自転車販売店の店主 「細い…画びょうでもないんですよね、穴が2カ所だけではなく、何カ所もある。 ひどい時だと10カ所とか、けっこうありました」 いわゆる「チューブ自体が削れ」結果的に穴が何か所も開いているということであれば 「慢性的な空気圧不足が原因」と分かるはずなので、何件かは本当に「パンク魔とは無関係」もありそう。 ◆空気漏れがあってもパンクではないケース 英式バルブの場合、虫ゴムを交換するだけで空気漏れが収まるケースがある。 米式・仏式はバルブコアが緩んでいれば増し締め、 劣化してれば(交換できるタイプであれば)バルブコア交換。 ▼パンクではないケース(ねじの緩みとポンプの故障) (キャップの真下にある)ナットが緩んでいただけだったり、ポンプが故障していてもパンクと勘違いされるケースもある。 ▼パンクではないケース(バルブ部分の緩み) 仏式+英式アダプター使用でネジの緩みが発生することもあるが、 他にも・・・それぞれの緩みで空気漏れが発生する。 ●英式:(空気入れ口のキャップを外したすぐ下の)トップナット部分 ●米式:筒内部にあるバルブコア ●仏式:筒内部にあるバルブコア ●チューブに空気が入らない3つの理由 「自転車に空気が入らない」と思ったら? 理由は大きく3パターン jitensyazamurai.com/db/archives/7441 「チューブ側の問題」、「ポンプの故障」、「ポンプの使い方が正しくない」の3つ 故障が侮れない。特に屋外放置しているようなものであれば真っ先に疑うべき項目。 ●英式→米式(エアチェックアダプター) 外筒部分と内部の米式バルブコア ※変換アダプターで言えば他にも「米→英、米→仏、仏→米」でも同様のケースは考えられる。 コア部分の劣化ではなく、 あまりにも基本的なことなので逆に見落とされがちになるが、 パンク修理の前にまず確認をしたほうが良いと言える。 ●パンクの原因の多くは刺さり物ではなく空気圧管理不足 twitter.com/PanaracerJ/status/1392396057192013830 Q.軽快車(シティ車)に乗っていますがパンクで一番多い要因は何か異物刺さりですか? A.軽快車の場合、装着時の不備を除けば、パンク要因はリム打ちが5割、タイヤ裏が4割、そして異物貫通は1割という印象です。 上位2つのパンクを予防するためにも、低圧走行とならないように ポンプやエアチェックアダプターで空気圧の管理をこまめにしましょう! 「タイヤ裏」というのは、 空気圧不足によってチューブがタイヤ内部で偏り、 そのタイヤ内部の壁(繊維質部分)がヤスリとなって、 チューブが削れ摩耗しパンクを引き起こす状態 の意訳と思われる。 自転車店での話やブリヂストンの記事でも、 異物パンクが最も高いというのは見たことがない。 それだけ、"適正空気圧管理で"大抵の「無頓着パンク」は防げると言っても過言ではない。 (適正量の把握には、市販の空気圧計も使えるエアチェックアダプターか米式チューブがオススメ) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/147.html 事故の"防止"と同じ。「たぶん大丈夫だろう」が最も危険。 無理な横断をせず、しっかりと安全を確認、徐行や一時停止すれば、大抵の事故は"防げる"。 ●不適切なサイズのチューブの原因は? ※チューブに直接記載していなかったり、メーカーに具体的なサイズの記載がなくても 「チューブの適用範囲内」という場合もあるので要注意! タイヤ内のチューブサイズが不適正なケースもあるようだ。 (1)【メーカーの責任】チューブ交換を1回もしていない=最初から適用範囲外だった (2)【修理店の責任】以前に別の店でチューブ交換していた (3)【自己責任】自分で余っているチューブを間に合わせで使った 1であれば不良品に代金を払ったわけではないので「初期不良品」として車体ごと返品交換。 2であれば不適切なサイズを使っていいわけがないので「不良整備」として適用範囲内のチューブに無償交換。 (但し、店が使用可否を客に確認した上で了承していたなら(3)。 3であれば自業自得なので「今度から適用範囲をしっかり確認してください」とアドバイスするくらい。 オークション等の中古購入では「ノークレーム品」であれば泣き寝入り。 もし先にタイヤ交換だけしていたとしても (2)他で修理した店が在庫のタイヤを間に合わせで使ってチューブの適用範囲を見落としていたら店の責任だろう。 一方で、こちらも客に店から「このタイヤに交換したらチューブも変更しないとマズいですよ」とアドバイスしていても無視して タイヤ交換だけ依頼したのであれば自業自得。 ●バルブ台座がチューブから剥がれる原因の1つ www.vittoria.com/us/en/faq-tire-performance What are the causes of a valve tear off? Valve tearing can be caused by the valve being caught by some road or trail debris like a rock or stick. It can also be caused by the valve lock nut being threaded onto the valve too tightly before the tube is inflated - the valve can then tear away from the inner tube when the tube is inflated. For this reason, we recommend to only thread the lock nut onto the valve once the tube has been inflated. ↓翻訳 translate.google.co.jp バルブがはがれる原因は何ですか? バルブの裂けは、岩や棒などの道路や歩道の破片にバルブが引っ掛かることによって引き起こされる可能性があります。 また、チューブが膨らむ前にバルブロックナットがバルブにきつくねじ込まれていることが原因である可能性もあります。 チューブが膨らむと、バルブがインナーチューブから引き裂かれる可能性があります。 このため、チューブが膨らんだら、ロックナットをバルブにねじ込むことをお勧めします。 「バルブ軸にナットがある場合、必ず先に緩めておいて、空気充填後に締めること」。 ◆パナレーサーの水調べ専用バケツ twitter.com/PanaracerJ/status/1357239426854789120 twitter.com/PanaracerJ/status/1357500919542292480 twitter.com/PanaracerJ/status/1357505381765816322 意外と需要ありそうな商品。 リンエイが扱ってヨドバシやモノタロウでも扱えばそこそこ売れそう。 野口商会で扱いがあってもネット販路はイマイチな印象。 twitter.com/noguchi_shokai/status/1357506705035173890 野口商会もお取り扱い開始いたします。 野口コードは108892 希望小売価格:オープン です。 ●ワールドサイクルで扱い開始 www.worldcycle.co.jp/shopdetail/000000057810 ▲タイヤとチューブを新品に交換していても・・・ blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/dbb9e3fbf3128bbfd0f068428ce5cb60 ▲「英式チューブ」 虫ゴムをシュワルベ英式バルブコアに交換しているかどうか不明なので、 作業者が規定圧まで充填していてもそれが正しいのか分からず。 【対策】米式チューブを推奨。最低でも英式チューブに「ACA-2」で米式化。 ※どうしても英式でなければならない場合でもシュワルベ英式バルブコアへの交換は必須。 所有者が空気圧計付ポンプを使用しているのかどうかも分からないが、 ひび割れの状態から「過剰充填の末路」のようにも見える。 所有者が2週間ごとに充填するという習慣付けは出来ていたという話でも、 ▲「適正空気圧」を維持できていなければ無意味。 【対策】空気圧計付きポンプ、または米式であれば米式用空気圧計(筒型ヘッドを強く推奨)を使用。 「▲英式虫ゴム」+「▲空気圧計なしポンプ」しかも「厚みのあるタイヤ」で 季節問わず"毎回"適正空気圧に調整ができるなら、それはもはや常人ではない。 ▲屋外駐輪であれば「カバー」で紫外線防止していたかどうかも分からないが、 カバーについても言及なし。 交差点飛び出し事故に遭い、自転車を新調・修理しても、 「"徐行や一時停止を遵守する"という理解と実践が伴わなければ、また事故に遭うでしょうね」 としか言えないように、 「継続的な問題や原因を絶たなければ」不具合は再発する。 せっかくの良い車種でも、管理・使用方法が適正でなければ、 「早期劣化」に見舞われ、修理費用が多く必要になったとしても自業自得。 ◆バーストの原因アレコレ (1)チューブの噛み込み 典型的なパンク修理ミスであり「バースト=噛み込み」と言ってもいいほど初心者が1回は通る道。 しかし「プロなら絶対にミスなんてしない」ということもなく、うっかりミスはあり得る話。 (2)不適切な空気圧 可能性:大:英式虫ゴム+「タイヤ触診判断」で"過剰"充填。 (※機械ではない人間の触診感覚が必ず正しいとは限らない) 可能性:中:米式化済でも「ポンプが故障していて空気圧計に異常があるケース」。 可能性:小:夏場であればチューブ内圧も上昇しやすい。 (3)リムの異常 子供乗せであれば6歳以上や過体重なのに、(英式虫ゴムの影響もあって)低い空気圧、 もしくは元々空気入れ習慣がないので空気充填なしで常用し続ける他、 その不適正な空気圧のまま電アシの場合特に変速も切り替えずパワーのある状態で 「減速せずに」段差に乗り上げ降りを繰り返すような、 「メーカーが想定しない使い方」をしていれば、 アルミリムだけでなく、頑丈なステンレスリムでも、 必然的に(判別しにくいレベルも含めて)リムへのダメージが蓄積する。 ↓ ◆具体的に言えば、 リムを断面図で見て「コの字型」が上から抑えられて内側または外側に歪んでいる場合、 タイヤの収まりが悪くなって外れやすくなってしまう可能性がある。 (4)タイヤの状態 個別の案件でタイヤ自体に製造エラーが発生する場合もないとは言えないが、 管理状態が悪く「ワイヤービードタイヤを歪めて保管していた」ような場合、 この場合もリムへの収まりが悪くなってチューブが飛び出し破裂し、 タイヤが外れるというケースも考えられる。 ★パンク修理(予防)とは「原因」を取り除くこと チューブやタイヤ・空気圧が適正(300kpa基準タイヤに300kpa充填)でも、 ▼外的要因 1:「バルブが英式虫ゴム」([ACA-2]や米式チューブへの交換などを施していない) 2:「ポンプなどの空気圧計が壊れている」 ▼内的要因 3:「タイヤ内の異物を取り除けていない」 4:「リムやニップルにバリがある」 5:「(シングルウォールリム)スポークが突出している箇所がある」 6:「リムテープが劣化している」 ▼使用方法の問題 7:「(体重はJIS基準65kg以下でも)荷物が常に10kg以上」 8:「段差に対して"適度に減速せず"進む」 9:「階段や高い段差から降りるなど"通常想定しない"使い方」 10:「路面に異物パンクを起こすような物があっても避けない」 などの原因によってパンクは再発する。 ■[空気圧]300kpa充填での段差パンクは考えにくい 「ファットバイクのような極太タイヤ」であれば、 悪路に対応するためにも、むしろ空気圧は減らして乗るのが当たり前。 反対に23cのような細タイヤロードバイクであれば「完全舗装路用途」がメインであり、 前提として「(歩道などの)段差を乗り越えて進む」ような使い方をしないのもあり、 さほど段差で跳ねることは考慮しないので700kpa以上のような高圧充填をするのが普通。 一方でママチャリのよくあるタイヤでは、 段差を乗り越える必要がある歩道を徐行走行することも珍しくないので 「300kpaのような低め設定」になっていることは必然とも言える。 そして、(ポンプの空気圧計やリムテープなどにも異常がない前提で) 米式化などで300kpaきっちり入れていれば、 高い段差から降りるような無茶な使い方をしない「普通に使っている限りは」 その可能性は限りなくゼロに近い。 なぜなら、「スネークバイトのようなリム打ちパンクが起きるのは」 「ママチャリ300kpa基準タイヤで200kpa未満のような低い空気圧のまま運用していることが前提」で起きるパンクのため。 ■空気圧を高くする→段差で弾む→「操舵性が劣る」という状況も考慮すると、 300+50kpaほどの空気圧で調整するだけで十分に思える。 (さすがに空気圧が低すぎ&速度遅すぎでは、 確実に段差にハンドルをとられる状況になりかねないので限度はある) ▲そして、段差を減速もせずに進むような使い方をしていれば、 「通常起こるはずのない衝撃」が加わる。 そもそも、ママチャリで段差がある場所を走るということは、 主に「歩道を区切るための段差」が思いつくが、 それ以外でも「徐行せずに段差を乗り越えているようであれば根本的に間違い」 ということに気付かなければならない。 一時停止も徐行もせずに見通しの悪い交差点に突っ込んでおいて 「事故に遭ったのはおかしい」と言ってるようなもの。 「事故の原因を作っておいて自身の間違いを何ら疑わないようであれば」 アドバイスしようがない。 他にも、積雪や落下物など「障害物が常に多い環境」であれば、 尚更「避けやすい速度、衝撃を吸収するための低め(300kpa程度)の空気圧」のほうが適切と言える。 ※というよりも・・・・1に上げているように、 まず「英式"虫ゴム"という欠陥構造品」を除去しない限り、 空気圧云々の話がほぼ無駄というのもあるので、 未だにシュワルベ英式バルブコアさえも全てのママチャリで標準化されていない上、 空気圧計を使う空気充填が当たり前になっていないのに、 「ママチャリタイヤの空気圧が云々」とあっても「順番を飛び越えた一歩先の話」。 ●ブレーキシューの位置が問題でパンク タイヤを徐々に削った原因として (1)「店側による初期整備時の取り付け時」の位置調整不足 (2)「接触などでズレて位置がズレた」可能性 いずれにせよ「年1回」の定期点検を店に依頼し、 【店員が気付くことができれば】正しい位置に直すことで、 (常用空気圧に問題がなければ)タイヤを使いきることができる。 【定期メンテナンスの必要性】を理解できなければ、 【その無頓着への代償として】必要ではなかったタイヤ交換のお金がかかっても受け入れるしかない。 まともにメンテさえしていればネジ調整だけで済んだ可能性は高い。 しかし、ブレーキシュー自体もBAA規格品でも部品単価で500円ほどで買えるので 減り切る前に「安全重視のために」一緒に交換してしまったほうが良い。 ついでに、生命線となる「ブレーキインナーワイヤー」の交換もオススメ。 ●バルブ軸ごと消失 star.ap.teacup.com/flatout/2478.html 間違いなく「チューブ交換」が必要。 折れている状態のようだが千切れ飛んでいるようにも見える。 慢性的な空気圧不足の末にチューブ折れ?でもないのだろうか、 角度的にタイヤ側面割れまで確認できない。 もし、タイヤまで影響があればタイヤも交換が必要になる。 ●酷い修理例「雑なリムテープ処理」 cs-shinwa.sblo.jp/article/186648346.html 店か自分で修理した(つもり)か定かではないが、 原因を取り除けていないのであれば、それは修理(補修)とは言わない。 なぜパンクしたのか一目瞭然なのに、改善しない意味が分からない。 リムテープが何のために存在しているのか理解できていないのだろうか。 ●パンクを放置して使うとこうなる一例 star.ap.teacup.com/flatout/2104.html 空気の抜けたチューブがタイヤに挟まっていたんでしょうね。 そのまま空気を入れたらチューブが破裂したそうです!! ●パンクしたまま放置すると起こるデメリット star.ap.teacup.com/flatout/2192.html パンクして放置すればチューブが破れたり削れ、 タイヤの側面が割れたり、ビード部部分の露出も起こる。 原因として最も多いのは空気圧が慢性的に過剰に低い状態が続くこと。 「習慣化」を身につけることがパンク予防の第一歩となる。 ●パンク原因を取り除けず再パンク修理 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/19279905.html 作業ミスをした店に持ち込んだところで 実際なくはない話として「修理直後でもパンクすることはありますから」 とでも言い放ち、当日でも非を認めようとしなさそう。 しかし、そうして地雷を仕込んでおけば 何度も修理に来て儲けることができるという仕組みが常態化すれば 少なくともその店には悪評が知れ渡って客寄り付かない・・・というわけでもないから 未だに悪質な店が減らないのだろう。 かといって作業保証を付けてしまうと、今度はそれに浸け込んで 次々と故障個所を増やされタダ働きさせられる詐欺被害を受けかねないだけに難しいか。 ●パッチ貼り修理の限界 ameblo.jp/schonkm/entry-12458662556.html 基本的に1cmに達する裂けがある場合。 長期の保証は出来かねますとお話ししております。 (_ _) お客さんの空気管理などなど、不確定な要素も多いからですねぇ。 もちろん、了承して貰えれば修理してますよ。 何でもかんでもパッチ貼りで補修すればいいというものでもない。 他にも3か所以上でも穴があれば、 チューブ交換したほうが精神衛生上良いと言える。 新品へのパーツ交換も「修理」。 「その場しのぎ修理で結局は銭失い」が趣味であれば止めはしないが。 ●パンクではない事例 cs-shinwa.sblo.jp/article/179625776.html しばらく使っていない自転車に空気が入らないと修理に持ち込まれるが 「自然に空気が減ること自体を知らない」という人の話。 交通教育の一環として 「自転車のタイヤ(チューブ)内の空気は自然に減ります。」 「自転車のチューブには(基本的に)空気充填が必要です。」 と、一般生活常識として反復的に知ってもらう必要性があると思える。 しかし、むしろ知らないほうが多数派なのかもしれない。 習慣どころか、知っていて当然の知識が全くないような感覚では バルブ形式の違いや標準3気圧(約300kpa)といった話が、 いかに周知まで程遠い道のりかということを思い知らされる。 ●パンク修理は早めにしないと高額修理になりかねない star.ap.teacup.com/flatout/1918.html 「パンクに気づいたら早めの修理を!」 このチューブ、パンクしたまましばらく走ってしまって、タイヤから飛び出していました。 こんな時チューブだけでなく、タイヤやタイヤがはまっているリムにも傷がついてしまうことがあります。 そうするとパンク修理で済むものが、タイヤ取替えやリムの取替!なんて大事につながってしまいます。 ●パンクの原因と対処 補修でスーパーハード(折りたたみ)に交換 blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/19c6deeb1c9a7e0bd42527e23f4bf336 タイヤ自体の評価としては 個人の自転車店が忌み嫌うであろうホームセンター系での扱いなので 自転車店のブログでは恐らく今後とも否定的な意見はあっても、好意的な意見は出てこないはず。 それ以前に純粋なパナレーサー品として 「カスタムタフ」や「スーパーハードタフネス」自体を自転車店ブログ等でもあまり見かけないのは 安値重視の店ではシンコーやミリオン、 メーカー取引ノルマ重視のために BSやパナレーサー製でもパナソニックサイクル扱い品を売りたがる傾向が強いからだろうか。 修理店などでIRCも扱っているケースもあるが割合としてはそれほど多くはない印象。 ▼破裂の原因としては (いつ購入したものかは不明だが)昨今のタイヤ自体の質が極端に低いことも もちろん可能性としてはある。 しかし、トレッド面のひび割れに関して言えば チューブの削りカスが残っていないことから空気圧不足ではないとして、 (米式変換+空気圧計で空気圧をある程度正確に目視できるようになるとは知らないはずなので) 長距離を押して歩いてきたという体力から想定できるように 普段から力任せに空気を入れていた「空気の過剰充填」の可能性も捨てきれない。 ▼リムテープはタイヤ・チューブ交換時にはセットで交換しておきたい リムに入っているタイヤフラップも点検 ゴムが薄くなっている所には テープタイプのフラップで補修しておきます リムフラップ自体が全く高価なものでもないので、 通常はタイヤ交換時にセットで交換すべきものに思える。 貼り付けるテープタイプだけ補強も兼ねて2重巻きにしておけば十分。 (2重にすればズレるという話もあるが、 少なくとも(米式化後に)適正空気圧を維持できていれば問題が起こるとは考えにくい。 そもそもゴムフラップのほうが粘着テープタイプではないぶんズレやすいような) ●タイヤのビードワイヤー露出 タイヤ自体の製造不良の可能性がなくもないが、 最初から(もしくはチューブ補修したことがあればその時に) タイヤとリムの間に挟まったまま走行し続けて常にタイヤの縁に負荷がかかっていて摩耗し、 破裂時にダメージが集中して裂傷に至ったと見るべきだろうか。 ●スネークバイト star.ap.teacup.com/flatout/1695.html これも空気圧不足が原因 ●要チューブ交換の事例達 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/5577659.html ●チューブが内部で折りたたまれて折り目がついてしまったケース ●ニップル跡が残り内側が伸びてしまっているケース ●チューブを入れる時に捩じれたまま付けたケース 他には大きく裂けていたり、穴が3か所以上あるようなものも当然交換すべき状態。 ●チューブの裂けは補修ではなく交換が望ましい blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/10699139.html 刺さりものでの小さい穴であればパッチを貼れば空気圧が上がっても穴が広がるということは考えにくい一方で 「成形部に沿ってチューブ自体が裂けている」状態では、 パッチを貼っても空気圧が上がると内側の裂け目部分の広がりは止めきれないため、 チューブ交換をしなければ再び空気漏れが起こりやすい。 ●パンクしたまま走行するとチューブ交換になる www.facebook.com/cycling.ss.net/posts/1334703646641209 自転車がパンクして、走行してしまうと、タイヤの位置がずれてしまい チューブの口金(空気入口)部分にダメージを受け、口金がチューブから取れてしまい、 チューブ交換が必要となります。パンクした自転車で走行しないようにして下さい。 基本中の基本なので忘れないようにしておきたい。 ●パンクしたまま走行すると修理費が増える star.ap.teacup.com/flatout/1697.html パッチ貼りでのパンク修理ではなく、強制的にチューブ交換になる。 (慢性的な空気圧不足の状態でも同じようなことが起こる) ●チューブの劣化 【1】元々のチューブ自体が粗悪品または不良品 極端な安物チューブであれば「そういうものでしかない」が、 パナレーサーやシュワルベ等で「適切な空気圧で運用」していて「古い在庫品でなければ」 不良品かどうかの調査を依頼したほうが良いレベル。 【2】チューブ自体への見えないダメージが蓄積していた この場合目で見て明らかにチューブの削りカスが残っているので分かりやすい。 一旦空気圧不足で使い続けてタイヤの内側と擦れていると、 「チューブ自体が薄くなる」ので、当然ながら穴が空きやすくなる。 ●3年で交換になったチューブ blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/5281200.html きっちりと空気圧管理をおこなっていてもタイヤと同様チューブにも寿命がやってきます。 パンクも一回もしていませんし、チューブサイドにも傷は見当たりません。 ですが、チューブ内側がのびてしまい薄くなっています。 こうなると内側から自然にパンクする場合があるため交換が必要になります。 ちなみに下のチューブは子供乗せ電動自転車の後輪で使用3年のものです。 米式化もしくは定期的に信頼できる店で月1空気入れを依頼していたかどうかは定かではないものの、 ニップル凸跡からしてシングルウォールリムと思われるが 元々のリムテープ自体が薄く、更に経年で劣化していたというのも原因の1つと思われる。 ●リム打ちパンクが1か所というケース 必ず2か所穴が開くとは言えないようだ。 タイヤ側面に書いてある数値を見て標準空気圧が300kpaであれば (長距離ではなく体重65kg以内で真夏を除いて)毎月1回が目安。 エアチェックアダプターや米式チューブでしっかりと空気圧を確認しておきたい。 ●チューブに無数の穴が開いてしまった場合 (状態が全く同じとは限らないが・・・) wood-cycle.info/repair/kanazawashiekinichidekugigasasattecyu-bukoukan/ チューブ交換で対応することが最善。 修理後に早々に剥がれて不具合が出ればチューブ交換という対応方針とは思うものの、 基本的には多数の穴が開いた時点で「修理不能」と判断する店のほうが多い気はするのもあり、 結局のところ、チューブ交換がベストに思える。 但し「パンク修理を依頼しているのだからパッチ貼りでどうにか」という指定であれば リスクを説明した上で対応するケースもあるのだろう。 ●何故やすりがけが必要なのか(パナレーサー解説) twitter.com/PanaracerJ/status/1398195990734131203 Q.チューブのパンク修理の際、イージーパッチを貼る前にやすりでこするのはなぜですか? A.こすることで接着面積を大きく確保し、接着力を高めることができます。 汚れ取りの意味もあるのでパンク穴とその周辺を、パッチよりも少し広めにこするとよいです。 ●パッチ貼り修理のほうが得とは限らない www.facebook.com/konanrescue/posts/1631514150205813 今回初めての後輪タイヤチューブ交換でした、もっと早くに交換していればパンク修理の回数も減ったと思いますよ 3年間で7回のパンク修理でした チューブ交換と一緒にタイヤも同時交換を薦められていたとすれば 一般車の後輪であれば5000円くらいは必要。 チューブのみ交換でも後輪の取り外しに手間がかかることから2000~3000円だったとして、 パッチ貼りであれば1か所500円~高くても2000円くらいだろうか。 1回1か所の料金であればパッチ貼りのほうが得でも、 状態次第ではチューブ交換のほうが得になる。 明確に何個パッチを貼ればチューブ交換しなければならない基準はなくても、 通常は3個ほど貼った段階で4個目を貼るようなことであればチューブ交換をすべき。 特に空気圧不足で乗り続けてチューブが削れてボロボロになっているような状態であれば即チューブ交換。 そして、原因の切り分けとして、 【1】空気圧不足が原因であれば 【習慣化】を身に付けなければ、いくらチューブ交換をしても次回のパンクまでの期間が延びるだけでしかない。 【2】空気の入れすぎ・少なすぎで適正な空気圧を判断できないのであれば 【米式化】で目で見て空気圧を判断できるようにする。 【3】切り屑が多い場所であれば タイヤのサイズがあればマラソンプラスや、IRCの「耐パンクタイヤ」を使うべきで、 あまりオススメはしないがノーパンクタイヤの選択肢もある。 【4】嫌がらせが多い地域であれば 駐輪場所を変更するとか、自転車自体を使わないのが得策だが、 近距離であればこちらもノーパンクタイヤという選択肢を選ばざるを得ないかもしれない。 ●パンク魔対策 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12428511527.html 「駐輪場ではない場所に停めているとパンクの被害に遭うことがある」が 全国的に普通にあるなら、路上の違法駐輪が減ること自体には 一定の効果があるのかもしれない。 私有地の場合は難しいとしても、 公道駐輪であれば「頻繁な撤去」を行政側に伝えるしかないのだろう。 同時に「公共駐輪場」についても考える必要がある。 「場所が分かりにくく、繁華街からは遠くて不便、狭すぎでいつも満車、料金が高い、取り出しにくい」 レール式であれば「リムが歪む」という被害をどうクリアするのかという問題も発生する。 「なぜその場所に停めるのか」を分析しなければ、根本的な違法駐輪の解決にはならない。 ●パッチが貼りつかない粗悪チューブ ameblo.jp/cycle-plus/entry-12295762583.html 今まで高確率でこのチューブが使用されていたのは「海外製スロットル機能付き電動自転車」 ところが、最近多くなったと感じるのは・・・・・・ ・20インチ小径車です。 特に電動アシスト機能付きでなく、一般的な折り畳み自転車などですね どこのメーカーの車種が必ず使用しているとは断定出来ませんが、比較的安価な自転車に多いです。 ・安定の「〇ENDA」クオリティです。 コストを抑えて販売時の価格を下げるだけでなく、 修理でも(知っていても知らなくても黙って貼り付ければパッチが剥がれるので) パンク修理不能にすることで、チューブ交換で儲けることができる業者には有利な仕組み。 「購入時に安かったから良いだろ?後で修理が高くなった? 今時安物買って十分な性能を期待できると思っていること自体がありえない」という姿勢が垣間見える。 粗悪な部品の選択でも安値で提供されていれば良しとする消費者に付け込んでいる形。 ●リム内側の側面の荒れが原因でパンク あまり使用中に傷が付くような場所のような気もしないので 購入して日が浅ければ車輪ごとメーカー送りにすべき内容に思える。 荒れは耐水ペーパーで整えるのが一般的だろうか。 ◆(虫ゴムなどのコア以外が原因の)1日で空気が抜けている=パンク すぐに空気がなくなる状態だけがパンクではない。 「一般車」 タイヤチューブがまともで空気圧を管理した上で、毎日5km以内程度の走行に関わらず 1週間以内にすぐ空気が抜けるのであれば、微細な穴でスローパンクしている可能性が高い。 問題なければ1か月乗っていてもほぼ減らない。 (夏季冬季でタイヤの空気の抜け具合が異なるが、個人的な実感では冬のほうが抜けづらい感覚だった) ※ロードバイクのような高圧タイヤは抜けやすいので毎回入れるというのが鉄則。 ★「たかがパンク修理」でも作業者の技術が大きく左右される。 手間のかかる確認や作業をしたくないほど面倒ならさっさとタイヤとチューブを交換してしまうのが早い。 その際に英式→米式チューブに、タイヤも良質なものに交換するのも良い。 仏式であれば薄いチューブは日常使いでは避けるべきだろう。(空気が抜けやすい、パンクしやすい) ●空気圧不足→チューブが摩耗で削れてしまう→パンク パンク例として挙がるケースとしては一番多いかもしれない事例。 自転車でも「空気圧を管理する必要がある」という「常識中の常識」が あまりにも浸透していないことが原因でもある。 乗車感覚で分かるとか触って分かるのであれば、習慣づけが身に付いているといえるが、 何も判断基準がない人であれば エアチェックアダプターの「色判別キャップ付き」の「ACA-2-G」で乗車前後に 簡単に確認するという方法もある。 (※標準空気圧が3気圧(300kpa)のタイヤ向け) 米式チューブに交換した場合でも「ACA-2-G」の色判別キャップをそのまま使うことができるが、 (vvlab.masa-lab.net/modules/d3blog/details.php?bid=467) オートバイ等に使うような「エアチェックバルブ」を使うこともできる。 www.sf-j.co.jp/aircheck www.amazon.co.jp/dp/B001D47JJM/ 280kpa以下になれば緑部分が見えなくなるので 黄色の警告部分や赤色部分があるエアチェックアダプターのゲージよりも、 もっと早く空気圧不足を察知できるようになる。 ノーマルチューブであれば、早ければ2週間~遅くとも1ヶ月以内には緑部分が見えなくなるはずなので 「見る癖さえつければ」習慣づけに一役買うことができる。 ※注意点としては空気圧弁を開放することで計測しているという性質上、空気が漏れることもあるということ。 ●パンク修理後の再パンク(チューブの弱り) yama105011.exblog.jp/25235759/ このチューブは他店で修理をして1週間後に弊社に依頼を受けましたがパッチを貼った真横に穴が開いていました。 チューブの表面を見ると全体に規則的な傷があり、修理した以外の部分には削れたカスが付着しています。 このチューブの肉厚は国内でも厚い部類に入る物でしたが、ここまで傷んでいるとパンク修理で保てる状態ではありません。 パンク修理で済ませた理由が店の都合かお客様の意向かは分かりませんが、 現在の状況とパンクで済ませた後のリスクは説明されていないのかもしれません。 しっかりとリスクの説明をしていなかったとすれば、このような状態を引き起こした責任は店にもあると思えるが、 客が説明を受けたにも関わらず、「自らの意志で」チューブが削れて弱くなっているにも関わらず、 どうしてもチューブ交換の費用を出したくない一心で「パンク修理さえすれば十分走れる」という感覚でいたとすれば自業自得。 それでも、ケチればいいというものではないという良い教訓になったと思っていればまだマシだが 店に行く時間も待ち時間もパンク修理料金も「無駄」なことに変わりはない。 ●不具合時の保証について 基本的には工場としても店舗での最終組み立ても含めて製造者責任として、 客側に責任がないことが明らかである場合は保証の期間に関わらず交換に応じるのは筋。 量販というスタイルで利鞘を多めに得ている中で、そういうときのための余剰金は売り上げの中に 特に意識するまでもなく計上されていると考えるのが自然。 反対に個人店で「雑整備や箱組をさほど手をかけずに大雑把に組み立てるだけ」とか 「罠を仕掛ける」ようなロクでもない店ではなく、 「責任を持って丁寧に作業している店であれば」 (安価な粗悪品を販売していないことが前提で)こういう不具合は起きにくくなるはずなので、 組立や商品に起因せず、「使い方の問題」として拒否されるのは当然とも言える。 「原因の切り分け」が判断できない、納得できないのであれば 時間があれば数店を巡り歩いて究明するのも良いだろう。 ●空気圧不足がパンク原因の約6割 www.cy-factory.com/work/pank.html (札幌の自転車店の2008~2009シーズンの実績) 「パンクかな?と思ったら」のフローチャートも分かりやすい。 panaracer.co.jp/products/faq.html#tab01_02_01 panaracer.com/products-q_a/ 「一般編:チューブ:Q1」 Q1 リム打ちパンクとはどんなパンクですか? A パンクの原因の約6割がこのリム打ちパンクと推定されています。 空気圧が低いと発生しやすく、タイヤの推奨内圧を守って正しく空気圧管理をすれば発生率を抑えることができます。 ●パンクしたまま走ると・・・ star.ap.teacup.com/flatout/1556.html チューブが空気を入れるバルブ部分に集まり、根元が剥がれて空気漏れが起こり、 パッチ貼りではなく、チューブ交換になる。 空気が抜けたかな?と思ったらなるべく乗らないようにしましょう。 小さい鋭利物が刺さっているような場合もあるので、 空気を入れてから1時間もしないうちに抜けるのは当然乗るべきではないし、 (一般車で標準空気圧が3気圧(約300kpa)の場合)1日や1週間しないうちに空気の減りが大きいときも修理が必要。 バルブ部分の虫ゴム類を外し、エアチェックアダプターに交換して3気圧充填してもやはり1週間もしないうちに抜けるようであれば、やはり修理。 そして、タイヤの種類として厚みがあるようなタイヤでは特に気付きにくいので、空気の減りを体感できるようになった時点で遅く、 「気付く前に予め空気を入れる」ことも重要。 ●空気が少なければパンクを引き起こす 完全に抜けきった状態でなくとも、エアボリュームが少なければ段差に打ち負けてしまう。 (チューブ自体とパッチ貼りにも不良が存在しなかったと仮定すれば) 根本的な原因はもちろん、空気を入れるという常識感覚のなさによる「無習慣」によるものとして、 その「無自覚を改めることが本当のパンク修理」となる。 ●チューブ巻き タイヤ側面が切れたか、タイヤとリムの間からはみ出したチューブが巻き付いたと思われる稀なケースもあるようだ。 (原因を考えると恐らくとしか言いようがないが) 「空気を入れるという最低限のメンテ」すら出来ないとこういう状態にもなり得る。 ●修理後に虫ゴム付近から空気漏れ? star.ap.teacup.com/flatout/1500.html 「新品でも」というのは虫ゴムを新しく交換したものとして解釈したが、 虫ゴムとムシ(プランジャー)との相性というのもあるのだろうか? これは英式スーパーバルブ等でも米式や仏式のバルブコアでもあり得ることとして 意外に注意すべき点かもしれない。 ●空気圧不足→チューブねじれ→バルブベース剥離 star.ap.teacup.com/flatout/1489.html 米式化→空気圧計のあるポンプで月1空気入れを習慣付けでこういうことにはならない。 英式のままでは空気圧不足状態が解消していない可能性もある。 (反対に入れすぎるとクッション性能が落ちるだけでなく破裂する) ●パンクを防ぐということは原因を知るということ takesno.com/archives/2994 再発を防ぐために 店は「異物の取り除き」を丁寧に行う必要があり、 異物パンクではなかった場合「定期的に空気を入れる」ことや 「パッチも貼りつかないような安物チューブや滞留在庫品では耐久性が低くなってしまう」とか、 「異物が集まりやすい道路の極端な隅を走らない」といったことを考慮する必要もある。 ●廃チューブで作るバルブ付近のパンク予防ゴム板 ◆仏式チューブの場合の修理風景 blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/f7bb67499bb4bf601e18ce9f3c61c6da#comment-list W/O のタイヤに使うチューブ (H/Eでも普通にチューブは使うのでここは特に気にしなくていい) 英/米式穴の場合は基本8.5mmなので「7mmもしくは8mm穴用」を使うと良い感じになるはず。 (リムテープの穴開け用では通りを良くするために9mmを使うが、これはチューブに直接くっつけるので狭いほうが良さそう) ◆仏式穴の場合のゴム板作成風景 blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/8028be9dc753245f8998a6cb723c68fd ↓ blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/be55063b62d6d5c3a81c4e9ff5975e07 (アメ色のものは耐久性的にどうだろうという気もするが虫ゴムの時点で気にするだけ無駄か) 特に作り替えた様子もなくそのまま仏式穴用を使ってもゴムなので穴が広がるから構わないのかもしれないが・・・。 ●それはパンクではないかもしれない naositeya.jp/blog-entry-11.html 不調が出れば全て「パンク」で片づけられてしまう可能性を疑ってみるべき。 ブレーキ周りや、タイヤの接触だけでなく、ハブやBB周辺の不具合も考えられる。 全く異常が見つからない場合、高齢者であれば「体力の低下」という可能性もある。 そういった場合、安易に買い替えや電動アシストを薦めるのではなく、 ギア比を軽くして乗れるようにスプロケを交換するといった提案も出来る店が増えて欲しいところだが、 手組ホイールすら出来ないような店では無理な話。 その時も「出来ない」で終わりにするのではなく、出来る店を紹介するか、 出来るようになるために技術を日々磨く努力が出来ているかどうかというところが 「店の差」として出る。 ●自転車のパンク、7割は防げる? もっと注目したい「空気入れ」の重要性 trafficnews.jp/post/55698/ 空気を入れる必要性を説くという点では非常に評価できるが、 珍しい「エアハブ」に触れても、空気圧不足を助長させている英式バルブの問題点には切り込まないという。 適正空気圧をいくら紹介したところで、 「英式バルブでは基本的に適正空気圧を判断するのは無理」となぜ省略してしまうのか・・・。 「一般の自転車では英式(虫ゴム)が普通」で済ませているからこそ、 「曖昧な状態で分からなくてもいい」という感覚が常態化してしまっているとは思わないのだろうか。 ●「確実性を重視」か「節約重視」か チューブ交換が確実として客側に料金を提示しても「どうしても交換に同意しないのであれば」、 「チューブ自体が全体的に弱くなってしまっているので他の箇所からもパンクが起きやすいリスクを考慮。 パッチ貼りで「安く上げようとすれば2度手間3度手間で余計に面倒になることもある」ので、 安易にパッチ貼りを選択することはオススメしない。 ※但し、「異物取り除き」や「リムテープ劣化」「リムのバリ除去」などの 「不具合が解消出来ていなければ」チューブ交換しても再パンクリスクがあるので要注意! そして「少なくとも月一回の空気入れ」の「習慣化」ができなければ、 いくらチューブを交換したところで、パンクまでの期間は伸びるとしても、 似たようなトラブルを起こすということを自覚する必要もある。 ●ロードサービス付きの保険 パンクに備えて 「年4回まで、距離は自宅から最低でも1km以上超え~50kmまで、365日24時間運んでもらえるロードサービス付の保険」 に加入しておくのが最良。 www.au-sonpo.co.jp/pc/bycle/roadservice/ www.au-sonpo.co.jp/pc/bycle/ (ブロンズ月額370円、シルバー月額610円、ゴールド月額1050円。それぞれ補償内容が異なる) (自転車のロードサービス付きの保険自体が珍しく、他には最大20kmまでの「自転車!安心パスポート」と 野口商会の「I live 安心サポート24」くらいしかない www.ilivelight.jp/anshin.html?SHOP_CD=034271 ) パンク状態に陥った場合、パンク修理道具で補修をするのもいいが、 チューブ交換が必要なほどであれば、一般車(ママチャリ)では様々な工具類の持ち運びが必須なので現実的ではない。 簡易的な異物チェックとパッチ貼りで済ませておいて、 帰宅後に再度念入りに異物チェックを念入りに行ったうえで、チューブ交換で済ませたほうが良い。 雑多な自転車店では米式チューブを在庫している店自体がほぼないと思われるため どちらにしろ予備チューブはストックしておいたほうが良さそうだ。 ●無習慣で繰り返すパンク 空気入れの習慣付けができず、何度も繰り返す人には、 「自転車のタイヤには基本的に空気を入れて使うもの」と説明したところで、たぶん「無駄」。 カレンダーへの予定としての記入や、店から何らかの手段による定期連絡といった直接的な改善案を提示したところで 「人と喋る機会がない中高年が他人との会話のきっかけ作りとしてパンクしやすいように何もしない」とか、 「パンク修理に時間も費用もかけるのが趣味」といった特殊な事情から、 「とにかく無頓着で全く自転車に対して愛情がない」のであれば、 「全く聞くつもりはない」と判断して無感情で機械的な対応をするしかない。 ●異物パンクと空気圧不足 cycleserviceo.blog.fc2.com/blog-entry-67.html 空気圧不足でタイヤの弾力が落ちていれば、異物も弾き飛ばす力も弱くなり噛み込みやすくなる。 ●空気圧不足でバルブ軸の破損 prestigebike.hamazo.tv/e8192519.html パンク修理お願いしますと預かる自転車のうち、単に穴が開いているのではなくて、 空気を入れる金属製の根元が裂けて、そこから空気が漏れているというパターンが結構あります。 こうなると、チューブ交換です。パッチを貼ることができません。 普段、空気が少ないと、こういうことになる可能性が大なのです。 「空気圧不足でタイヤ内でチューブが引っ張られて軸が斜めになって裂ける」現象。 習慣化と適正空気圧を理解していないとこういうことになる。 ●修理の前に予防するという考え方 takesno.com/archives/2667 ユーザー自身が日常的にメンテナンスをすることで 何が防げて、具体的にどう違って損せずに済むかということを納得できて行動することができるかどうかということになる。 店側で説明は丁寧に毎回していても ユーザーが悪い意味での「曲解メンテナンスフリー(空気すら一切入れない)」から脱却するつもりがなければ 店にとっては「何も聞く耳を持たないのであれば防ぐことは不可能」として 「金になる客」扱いできっちりと代金を頂くことに徹するより他にないと思う。 他に、ユーザー側からは特に行動をとらなくても防ぐための直接的な予防策は思いつくが、 店側でその対策を行ってもらうとしても(無報酬の慈善活動ではないので)費用は必要になる。 予防医学という観点でもなく、単に暴飲暴食が過ぎるのであれば摂生することで健康を気遣うように、 (使い方の問題で)パンクが頻発するのであればその予防をすることで、今後の改善になるという構図だが、 基本的な自転車関連の教育を置き去りにし続けている現状では、なかなか浸透させて行くのは困難なことなのかもしれない。 ●安全ではなくても「大丈夫だと思いたい」だけ? jitensyazamurai.com/db/archives/4332 「儲けたいから」と必要のない修理を提案してくる自転車店なんかありません! と言い切ることはできません。 1店だけではその金額に納得ができないのであれば、 他店で「全ての同じ箇所」を「同じグレードのパーツ」で見積もりをとればいいのではと思うが、 そもそも「安さ優先」で作業する店で手抜きが絶対にないとも言い切れず、 反対に個人店でも(全く思いやりの欠片もないロクでもない口調や態度でも)技術がありそうな言いぶりで バック広げ工具やチェーンオイルに普通の556を当たり前のように使い「更に料金も異常に高い」という 酷すぎる仕打ちに遭う可能性もあるので安易に信用するのは恐ろしいのもある。 (突き詰めると「融通の利く店を探し出した上で余計な作業はさせないように指定作業のみ依頼する」とか 総合的には時間をかけて自分で”十分に理解した上で”作業するというところに行き着く) そして、とくに多いのがタイヤとブレーキシューの交換を拒否されるケース。 タイヤは工賃込では前後交換で7000~1万円以上かかっても不思議ではないので 急にするのは難しいというのはまだしも、 一般車の前ブレーキシュー交換だけであれば部品代と工賃で1000円程度で済むはずだが それすら拒否するというほど日頃の手持ちが少なく生活が困窮しているのだろうか。 特に前ブレーキは制動の要とも呼べる部分。 まともに止まらなくても何とかなっていたとしても、それは運が良かっただけ。 それにまともに止まれない場合は違法状態となる可能性も高い。 ●パンクを疑う前に jitensyazamurai.com/db/archives/4306 そもそも空気が入らない 「ポンプ自体が壊れている(ホースの劣化など)」という可能性も疑ってみるのも忘れずに。 使用頻度と距離と荷物体重にもよるので一概には言えないが、 正常であれば1ヶ月以上変化なし(エアチェックアダプターの色判別キャップの変化)という状態もある。 米式バルブに変換(エアチェックアダプター)やチューブ交換した上で カレンダーや手帳等に記入して定期的に空気を「適正圧」入れることをオススメする。 ●パンクではなく空気入れに原因があったと思われるケースもある www.sagisaka.co.jp/products/detail/5132 よくある「クリップ型の(英式用)トンボ口」ではなく「(英式・米式)兼用口金」と呼ばれるもの。 ↓ www.synapse.ne.jp/s-hara/velo/velo_portapump.html 最近のスーパーバルブ、特にシュワルベなど 海外製品ではバルブ注入口の内径がやや大きいものがあり、この方式のアダプターでは隙間が出来てしまい、 うまく使えない場合があります。 この場合は携帯ポンプとの組み合わせとはいえ、隙間ができてしまうことがあるようだ。 ●パンク修理は簡単? takesno.com/archives/1896 下記15種のパンク原因を全て理解できているのであれば「簡単」かもしれない。 パンク原因が当たっていたら運が良かっただけで毎回必ず同じとは限らない。 「たかがパンクくらい自分で直せよ」というのは意外に危険かもしれない。 ・異物を取りきれなかったら? ・複数個所のパンクだったら? ・チューブをリムに噛ませてしまったら? ・原因も複数あって1つしか発見できなければ? ・チューブ交換してもタイヤやリムやリムテープやニップルに原因があったら? 「自分だけはそんなことはない」という過信も再パンクを呼び込むことだろう。 また、パンク修理すらまともに出来ない自転車屋にかかれば 店員の作業スピードが遅いことを補うために「バック広げ工具」を使われて準破壊工作をされたり、 事故にならなければどうでもいいとワッシャーの順番を間違われてみたりすることにもなる。 パンク修理こそ自転車メンテナンスの肝だと思っている。 ●暑さに耐えきれずパンク? チューブがねじれている状態は 「3~5月に購入時から一切空気を入れていないことによる空気圧不足」が原因と多いと思われ、 暑さが直接原因の可能性は低い。 そして、無習慣からのパンクは季節によって差はあれども結果としては必然で、 例えば1月に買って1度も空気を入れなければ早ければ3月くらいにはパンクするはず。 熱で膨張して破裂するかどうかについては (英式で全く判断できないまま)3気圧の指定空気圧を守らず 実際は6気圧や7気圧も入れていても耐える場合もあるかもしれないが、おすすめはしない。 ●埋まっていた異物が3回目にしてようやく発見(パンク修理)ということもありうる 日常業務として修理を行っていても小さすぎて発見できないこともあるようだ。 このような場合であっても、素人でも簡単に発見することが可能というのは無理がある。 ◆パンクの種類 「画像付き」https //web.archive.org/web/20181105080446/http //www.geocities.jp/charepair99/punksyurui.htm www.charepair.com/about-us 状態 原因 対策 (1)段差乗り上げ(スネークバイト) 空気圧不足・過積載 (適正空気圧の維持) (2)踏み刺さされ 走行路が原因 (なるべく悪路は避けて通行)(道路端の路肩・建築現場・掘削工場付近など) (3)バルブ軸根本欠損 空気圧不足、斜めに固定 (適正空気圧の維持、慎重に作業する) (4)チューブ変形(折りたたまれパンクも含む) 空気圧不足・低品質 (適正空気圧の維持・安物や滞留在庫は買わない) (5)チューブ寿命 自然劣化 (適正空気圧で1年未満であれば製品不良の可能性もある) (6)イタヅラ 私怨・愉快犯など様々 (なるべく場所を変える) 「画像なし分類」www.myring.jp/punk-syurui.html (7)内部磨耗 摩耗・低品質 (内側が滑る加工処理済みのタイヤを使う、タイヤパウダーを塗布) (8)ウエルドライン 低品質 (安物や滞留在庫は買わない) (9)外部磨耗 タイヤ破損の傷がチューブにも影響 (タイヤは早めに交換する) (10)タイヤ取り付けミス 作業ミスが原因 (慎重に作業する) 他には (11)空気の過充填 適正空気圧の把握が困難な英式が原因 (米式に換装する) (12)リムのバリ 形成・処理不足 (バリ取り工具で処理) (13)ニップルのバリ 形成・処理不足 (ヤスリなどで処理) (14)リムテープ切れ 摩耗劣化・整備不足 (新しいリムテープを取り付ける) (15)リムテープズレ 不適合幅 (適正な幅のリムテープを取り付け) ※リムフラップ、リムゴム、リムバンドとも呼称 (9)と(13-15)の画像付→ riusyusyantezi.web.fc2.com/tool.html ●パンクの種類(画像) www1.bbiq.jp/honpo/index1.html ・異物が刺さったパンク ・虫ゴムの劣化によるパンク ・磨耗によるパンク ・リム打ちパンク ・チュ-ブ片寄りによるパンク ・チュ-ブ破裂パンク ●リムフラップ(リムテープ)はパンク防止にも必要なもの takesno.com/archives/2554 (10・[11])https //web.archive.org/web/20170621235213/www.geocities.jp/jitensha_tanken/puncture.html 破裂パンクは取り付けミスでタイヤとリムの間に噛みこむことでも起こる。 ↓ ◆対策 「適正空気圧を維持する」(米式化) (米式チューブでもエアチェックアダプター(ACA-2-G)の色判別できるキャップを取り付けるとタイミングを逃さずに済む) 「長期在庫や安物チューブを買わない」 「リムとリムテープを確認・適正処理する」 一口にパンクといえども原因や対処法も変わってくる。 ●折り目パンク(空気圧不足) www.cycle-hokuto.com/blog/?p=706 原因(4)に該当。 ●謎チューブはパンク修理ができない(原因(8)相当) ameblo.jp/cycle-plus/entry-11995592317.html パンク防止・修理剤のような液体充填もないのにゴムノリ不可。 チューブ製造時にケチって安い材料だけ使った為に、加水分解を起こしたと予想。 www.kyowakg.com/tech/taisui.html しかし、ボスフリーが通常工具で外せないなど「使い捨て自転車」たる所以。 工具すら削り出しで作るような特殊な店なら外すことは可能だとは思うが・・・ そもそもこういう完組の補修ホイールどころか部品なんて入手できるのだろうか。 少なくとも街の自転車屋の修理前提で作られているわけではないことは確かなので 電アシだろうが「廃棄処分」相当になる確率が高い。 取寄せ送料込みで総額数万円かかっても取り寄せできるならまだいいとして、 「いえ、無理です」となれば 「電アシフレームの跡を残した一般車に改造するしかなくなる」というところまで考えて買ってるならいいのだが。 目先の安さに釣られて後を考えないと困ることになる。 それがなぜ安いのか、商品自体にある程度確かな品質があるかどうかも理解しておくべきだろう。 (JIS基準どうこうやシマノ製品を一部に使ってるというだけでは全く不十分) ●謎チューブの製造不良? 国内メーカー品で製造1年以内であれば、原因調査に送り、ロットによるものなのか確認してもらうことも出来るはず。 ▲謎チューブの末路 購入後半年での製造不良を疑う前に、「使い方に問題があったと思われるケース」では、 ユーザーにもその責任はあると思われる。 ●チューブの製造不良が疑われるケース チューブの継ぎ目付近で製品不良の疑いが見られることもあるようだ。 保証期間内であってもなくても、 メーカーに送って分析してもらえればメーカー側でも今後の改善にもつながるはずだが、 面倒なので調べることもなく新品チューブを送り付けて終了ということになるかどうかは 実際送らないことには分からない。 しかし、どこで購入したかにもよるが、購入店で対応してもらえるかどうかというのも重要。 ●チューブの製造不良が疑われるケース (原因(8)相当) kin-chari.net/diary.html (2016年8月10日(水)) 右の写真はニップル側の大きい穴!? リムバンドはしっかり装着されてましたし、この部分だけが異常とは見えない 自転車は購入後4か月しか経っていない とすると、初期不良ですよね・・・あまり丈夫なチューブではなさそうです 恐らく激安のメーカーも分からないようなチューブを使うということは こういうトラブルを引き起こすことになりかねない。 これで(パッチが貼りつかないほど酷いゴムの場合もあるが)パッチ貼り修理が出来たとしても、 また似たような空気漏れを連続で起こせば客側は不信感しか募らないと思うが、 これも「とにかく値段の安さを優先しようとする」悲劇でしかないのだろう。 ●ニップルの不良(原因(13)) パンク修理ではないが、パンクの原因になるものとして紹介。 実店舗でも交換できないような店では同車種があれば付け替えられればまだマシだが、 最悪の場合は車輪どころか車体ごとメーカー送りになりそう。 ●ステンレスのリムの処理不足 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12159011706.html こうしたパンクの原因になる部分は事前に処理しておく必要がある。 ●タイヤ内のワイヤーが突出して起きたパンク www.cycle-hokuto.com/blog/?p=732 「???DA KWEST」完成車で試供品扱いのような定番として組み込まれているタイヤ。 個人的には購入時に交換対象の銘柄。 カラータイヤで側面のつなぎ目部分もひび割れているようにも見える。空気圧管理状況も知りたかった。 ■「パンク修理くらい簡単に自分で出来るだろうと思い込み失敗している具体的なケース」 【1】やすりがけが十分にできていない。 →ゴムノリの効果が薄れる。ゴムのバリがある部分であれば剥がれやすくなってしまう。 【2】ゴムの削れカスの取り除き忘れ →当然剥がれやすくなる。 【3】ゴムノリが乾く前に張り付ける。 →「接着剤ではない」ので十分に乾かすこと。 【4】圧着不足で剥がれる。 →ゴムハンマーなどを用いてしっかりと圧着する。もちろんチューブに穴を開けるほど傷を付けては意味がない。 【5】シールの剥がし忘れ →シートは銀シートを剥がしてチューブに貼ってから圧着後に透明シートを剥がす。 【6】異物が取り除けていない →「タイヤのゴム内部に埋まっている」「2つ以上刺さっている」など原因を取り除けていないならまたパンクする。 タイヤ内の異物チェックとしては、パンク箇所を最初に見つけてからタイヤの場所と合わせてみると発見しやすいが、 素手では無用な怪我を招く恐れもあるので、ゴム手袋や軍手、もちろん整備専用の手袋でもいいが、 数枚のティッシュを丸めて厚みを作り、鋭利物との距離を作ったうえで 押し付けてゆっくり順回転・反回転と2周させて引っかかって破れた場所で発見する方法もある。 タイヤ内部が切れていても引っかかる。当然タイヤ内部が切れていた場合はタイヤ交換も必要になる。 【7】チューブの噛みこみ →適正空気圧でも後でバーストするのはこれが原因でもある。 タイヤをはめ込む際に、少し膨らませておいてから入れる。取り付け時はタイヤレバーを使わない。 噛みこみがないか3周ほど揉みこみ確認。 【8】スローパンクの場合 →微細な穴の場合、チューブを取り外してから水入れチェックをするときに 空気をある程度多めに入れてみないと分からない場合もあるので、十分に気を付けたい。 【9】タイヤが限界 タイヤ内部の繊維質が見えている状態であれば交換するしかないが、 使い方を誤ると、本来まだ使えるタイヤも廃棄することに。 →普段からロクに空気圧をチェックしないせいで (1)空気圧不足で→タイヤが折れ曲がり、タイヤ内部が裂ける (2)過剰空気圧で→膨張率が限界で破裂寸前 →安物タイヤは限界も早い 乗り心地だけでなく、耐久性や耐パンク性能も低いものが多いと見ていいだろう。 【10】チューブが粗悪品でパッチ貼り付けが不可能 →触ってみてベタベタしているものは即交換した方が良い。 【11】パンク修理剤を充填してしまっているため修理不可能 →パンク修理剤で補修できると思わないほうが良い。 【12】パンク箇所は1か所とは限らない →完全なパンク後にすぐに修理せず、乗って自転車店に向かってしまうと 鋭利物がタイヤに内部で移動すれば何個も穴を開けることにもなる。 せいぜい3箇所程度が限界と見て、それ以上の修理箇所があれば、チューブ交換のほうが安心できる。 運が悪ければタイヤ外面が無事でも内面が切れていてタイヤまで交換になりかねないので パンクをしたら最寄りの出張修理を依頼するか、パンク修理キットを常備しておくのがいいだろう。 自転車保険にロードサービス付のものもあるのでそれを使うという手もある。 ●チューブの劣化について www.geocities.jp/taka_laboratory/20050826-puncture/20050826-puncture.html archive.fo/XBKOe チューブ自体が劣化している場合、パッチで穴を塞いで修理しても 遅かれ早かれ別の箇所がパンクする可能性があり、信頼性を確保することが難しくなります ●「リムテープの不具合」 「柔らかい材質」でも「硬い素材」でも不具合は起こり得る。 パンクが発生した場合、リムテープも必ずチェックすること。 ▼ニップルパンク ニップル部分だけにリムテープを切って個別に貼った上で、 その上から全周テープを貼り付けるか、戸当たりテープのようなものを挟むなどで対策。 標準の状態ではチューブへのダメージが大きいということは 適正空気圧よりも高くなっていて膨張することでチューブが薄くなっているというということも考えられる。 米式化すれば完全に防げると断言はできないが、再パンクの可能性を減らす意味でも エアチェックアダプター取り付け(または米式チューブ化)を薦める。 ▼リム撃ちパンクは衝突でも起こる フォークが曲がっていたら速やかに交換することをオススメします。 ブレーキシューの位置だけでなく、衝突するような走行をしているころが明らかであれば、 頑固な自転車店ならどんなに聞く気がなくても小一時間説教コースへ。 素直に聞く気があるような人なら、そもそもこういう損傷は 余程の無法者が関わらない限りは起こさないと考えると こういう損傷を起こす人には「説明するだけ無駄」とは思うが・・・。 そして重大事故を起こして「乗れなくなるまで」延々と繰り返すのだろう。 ■パンク修理方法(画像多数) www.geocities.jp/taka_laboratory/20050826-puncture/20050826-puncture.html archive.fo/XBKOe ゴム糊は直接接着ではないので乾かす必要があるとか、異物はしっかり取り除くなど。 ※タイヤロゴをバルブ位置に合わせると位置が確認しやすいというような慣例については書いていない。 ※個人的には、タイヤレバーとタイヤパウダーはパナレーサーのほうが使いやすい。 ※(微細な穴)スローパンクについては軽く水浸けしただけでは穴が広がらず分からない可能性がある。 ※引っ張り出してから空気をある程度入れて膨らませてから水浸けする。 ※よくわからない3流メーカーの粗悪チューブは使わないこと。 ↓ ■パンク修理(簡易版) bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=86 やすりがけは十分に行う。張り付きが悪くなる。 ゴムのりは十分に乾くまで待つ。乾かない状態で貼ってしまうとはがれてくる。 ■ムシ(プランジャー)を外すときには飛び出しに注意! 空気を抜くときに勢いよく飛び出る可能性が高いので手やタオルなどで押さえながら取り外すこと。 米式チューブに交換してしまえばこんなこともなくなる。 (虫回しでネジを緩めながら少しづつ空気を抜きながら取り外すため) ■「ゴムのり」は劣化する zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-98ba.html ↓ panaracer.co.jp/products/pdf/faq_cycle.pdf#page=2 panaracer.co.jp/products/faq.html#tab01_03_08 panaracer.com/products-q_a/ 「一般編:サイクル用品:Q8」 チューブレスキットの「ゴムのり」の使用期限は? 保存状況によって差がでますが、 直射日光の当たらない冷暗所で未使用の場合は3年。 開封した後では、約2年が目安です。 開封後は特に溶剤が蒸発してゆきますのでキャップをしっかりと締め、必ず冷暗所にて保管する必要があります。 保存状況によってはこれより短くなる場合もありますのでご注意ください。 接着剤が硬化し接着力が低下したものは使用せず必ず新しいものをご使用ください。 ●パンク修理時に気を付けること www.geocities.jp/taka_laboratory/20050826-puncture/20050826-puncture.html archive.fo/XBKOe ※画像にはパッチの重ね貼りがあるが、イージーパッチでは避ける。 ↓ https //web.archive.org/web/20150811022837/http //panaracer.co.jp/lineup/cycle.html http //web.archive.org/web/20150512032950/http //www.panaracer.com/new/lineup/other/acce_me.html http //web.archive.org/web/20130124153944/http //www.panaracer.com/new/qanda/miniwindow/0_16.html バーストパンク等でパンク穴が大きい時、 従来のゴムパッチでは重ね貼りをしてパンク穴をふさぐ場合もありますが、 イージーパッチは重ね貼りの効果がありません。 zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/ ↓ panaracer.co.jp/products/faq.html#tab01_03_03 panaracer.com/products-q_a/ 「一般編:サイクル用品:Q3」 Q3 イージーパッチでの修理は、後でゴムパッチの再修理が必要? A イージーパッチはゴムのりを必要としない接着剤付きの樹脂製パッチです。ゴムのりを塗る必要がなく、 パンク穴に貼るだけで簡単に修理が可能で、トレーニング中やツーリング途中でのパンク修理に威力を発揮します。 正しく取り扱えば、ゴム製パッチと同様のパンク修理効果が得られます。 ただし、まちがった取扱をすると穴が十分にふさがらずエア漏れを起こします。 1.十分にパンク穴周辺の汚れ、ほこり、水分をふき取る。 この時、ガソリンやシンナーなどの有機溶剤は絶対に使用しないでください。 チューブに溶剤がしみ込み、パッチが接着しなくなります。 油汚れ等、どうしても使用する場合は使用後完全に溶剤を飛ばしてからパッチを貼ってください。 2.パッチの接着面には絶対に触れない。触って皮脂などが付くと接着力が低下します。 3.パッチは接着面を保護している雛形紙をはがしてすぐに貼り付ける。空気に触れることで接着力の低下が起こります。 なるべく早く貼り付けるようにしてください。 4.長期間使用せずに保管していたパッチは、一度接着力の低下がないか、チューブに貼り付けてみて確認をしてください。 古くなったパッチは使用できない場合があります。 5.バーストパンク等でパンク穴が大きい時、従来のゴムパッチでは重ね貼りをしてパンク穴をふさぐ場合もありますが、 イージーパッチは重ね貼りの効果がありません。 ●自転車店へ依頼する場合、パンク修理であっても 「(バラし方を理解できない高額自転車や 弄れば壊れかねないねじを使うような粗悪自転車を触って後で文句言われたくもないので)持ち込み拒否」ならまだしも 「パンク修理キットすら売らない(または置いていない)」 という店が存在すれば別の店を探す手間もあるので十分に気を付けたい。 ●タイヤ交換もパンク修理の一環 無理に直して案の定パンクしても「それでも何度でもパンク修理だけする」 「安全性のためにもタイヤも交換する」どちらが得か。 ●【重要】異物チェックを見逃すな! zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-6ae1.html スローパンクや連続パンクの原因はイタヅラを疑う前にこれを疑うべき。 ▼見つけにくい異物の状態の具体例2 zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-35ba.html 極簡単に説明するなら □・・・タイヤ ▲・・・異物 ※繊維帯や耐パンク層は考慮せず ↓ ─チューブ側─ □□▲□□ □□▲□□ □□□□□ ==地面== こんな感じに内側から触って分かる場合や ↓ ─チューブ側─ □□□□□ □□▲□□ □□▲□□ ==地面== 外側から触って分かるなら取り除くのは容易い ↓ 問題は・・・ ─チューブ側─ □□□□□ □□▲□□ □□□□□ ==地面== 鋭利な小さい異物が埋まっていて見つからなかったり、十分に取り除けていなかった場合。 折れて中で埋まっているケースは軽く触っただけではわからない。 ↓ なぜなら・・・ ─チューブ側─ □□▲□□ ==地面== (誇張し極端に表現) 走行中のみ上下のゴム厚が圧縮されて薄くなり、異物がチューブに押し付けられて傷が付くため。 ↓ スポーツ車でありがちな出先でチューブ交換だけすればいいと安易な気持ちで 「異物取り除きを忘れる」と、またすぐにパンクするというオチ。 パンク箇所を見つけたら表から裏から押し出して異物残りを念入りにチェック。 パンク修理キットだけでなく交換チューブと一緒にルーペやトゲ抜きなんかを備えておいても損はない。 ↓ どうしても見つからず頻発するなら、接地面のひび割れが大きく異物を噛みやすい状態などであれば タイヤ交換をする(頼む)のも手ではある。 ▼パンク修理と思いきや 次々と不具合が見つかり簡易オーバーホール状態になることもありうる。 「パンク修理に行ったら1万円も取られた」というようなケースは、 単に前後のタイヤ・チューブをミドルクラス以上のものを使って交換したから工賃込でそれくらいかかったという場合と、 酷い状態にあったものを「普通に乗れるような状態にした」ということも考えられる。 ブレーキが前輪後輪どちらか全く機能しない状態であれば修理してもらうしかないが、 ライトの場合は「基本昼間しか乗らない(濃霧やトンネルは通らない)から修理しなくていい」とか 電池式でも前照灯として使える明るさのものを持っていると言われれば 直したほうがいいですよとしか言えないか。 ▼パンク修理の意義 「パンク原因はバースト」 まず「空気の入れすぎ」か「装着ミスでリムとタイヤの間にチューブが挟まっていたか」を想定するが、 2年も異常がない場合もあるようだ。 ↓ ▽タイヤがリムから外れる? https //web.archive.org/web/20170923213931/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/puncture.html タイヤのビード部がリムから離れる原因としては、 リムへのタイヤの装着不良、リムビード座径とタイヤビード径の不適合 および何らかの衝撃作用などが考えられる。 熱の影響としては、長い下り坂での長時間ブレーキかけの摩擦熱による リムの温度上昇によりタイヤのビードが軟らかく、かつリムとの間で滑りやすくなり、 チューブ空気の熱膨張も加わって、路面との接地点での負荷上昇によりリムから外れることも考えられる。 ↓ ▼パッチの割れ(剥がれ)について ・バーストの影響? バースト時の勢いの影響でパッチが剥がれたとすれば、それはどうしようもない。 okwave.jp/qa/q6037354.html 反応したパッチ、接着剤、タイヤは一体化していますのでなかなか剥がれません。 (但し繋ぎはゴム本体ほど強くないので、強引に剥がすと接着面の結合が切れて剥がれます)。 そもそもバースト時までパッチが張り付いていることを想定しているとは思えないし、 走行不可能な時点でパッチが貼り付いている意味もない。 ・作業ミス? パッチ貼り付け作業自体のミスとしては古いゴムのりを使っていて 加硫剤としての効果が薄かったということは考えられるかもしれない。 ・チューブ交換のほうが結果的には得? 「タイヤがリムから外れた」のが原因なので、チューブ交換であってもバーストは起きうる。 バーストがなければパッチ剥がれも起こりにくい。 ↓ ▼チューブ交換か、パッチ貼りか 空気圧充填が十分で、タイヤの状態も良く、 チューブがタイヤに擦れて削り屑があるような 「日常的な空気圧不足が原因ではない」のであればパッチ貼りで十分ということになる。 (バーストパンクは当然チューブ交換) 擦れパンクはチューブ自体が弱くなっていると見るべきなのでチューブ交換のほうがトータルでは得として、 説明した上で納得してもらえた客にはチューブ交換で、 意地でも「パンク修理だけ」と固持するなら 数年以内の再発を納得してもらった上でパッチ貼りというのが正解か。 仮に客からの依頼が「パンク修理をしてくれ」と言い放っただけとしても、 「言われた通りにパンク修理だけ行い」「チューブ自体や劣化タイヤの劣化にしては指摘しただけ」 だったとしてまたすぐにパンクをしても「だから言いましたよね?」と言えば 「不誠実な対応だ」と罵られる可能性、 説得力のある説明でどうにかして納得できるような案内と関係性を築こうとするのは前提としても、 説明時は笑顔で聞いていても、いざまたパンクになれば憤慨する場合もあるだろう。 客側で「そんなことは聞いてなかった」と言い張るようであれば話にならないのも事実。 反対に「チューブやタイヤの劣化があるので、今回同時に修理しないのであれば当店では修理を受け付けられません」 と言っても「不誠実な対応だ」と罵られる可能性。 適材適所ならぬ「適処適人」で、 パンクの状態とその客を見て対処できなければならないというところか。 ●パンクした状態で普通に乗り続けると・・・ ameblo.jp/cycle-plus/entry-12073452940.html 降りて押して歩くことで余計な出費を減らせる。 タイヤも空気を入れられない状態で乗り続ければサイドがひび割れる可能性も高い。 「時は金なり」として、タイヤやチューブやリムのセット交換でも構わないのであれば乗って移動するのも手ではあるが・・・。 そして、見える異物は取り除いておく。 表から触っても分からない埋まった異物で複数多数個所に穴が開いていた場合は諦めてチューブ交換。 ●空気を入れずに乗り続けると・・・ cs-shinwa.sblo.jp/article/164654052.html タイヤ内部が削られ、チューブにもその削られたヤスリ面で傷が付き、薄くなってパンクする。 いっそ「修理したがりの人は空気は入れなくていいです。」という 逆キャンペーンを展開したほうがいいような。 ●空気を入れずに乗り続けた結果 cs-shinwa.sblo.jp/article/167633773.html 外観は問題ないように見えても内部はボロボロのためタイヤチューブ交換。 前輪タイヤチューブも同時に交換であれば約1万円? バッテリーの消耗も激しいので交換時期も早まると考えると、 いくら原付より維持費が安いとはいえ無駄極まりない使い方。 利益重視の店にしてみれば「学習能力のない金色のカモ」でしかないので 下手に刺激して逆ギレされても面倒なだけとして、 笑顔で「とにかく危険なのでタイヤチューブ交換しときましょう!」ということになる。 かといって怒りをぶつけてしまっては諭しているつもりでも糠に釘。 しかし、ふと思ったのは 「高価な電動アシストを買えば頑丈なのでパンクもしないと思っていた」という 意味不明な決めつけをしていて店にクレームが付くようなことがあれば、どんな形態の店であっても さすがにかわいそうに思える。 「自転車は、殆どがチューブに空気を入れて走る乗り物です」 「空気を入れて走らないとパンクの確率が非常に高くなります」 「機構が増えて故障する箇所も増えるが自動で空気を充填されるエアハブ」や 「乗り心地と1万以上を捨ててノーパンクタイヤ化も出来なくもないです」 のような内容の音声を常に駐輪場等で流して無意識レベルまで擦り込みでもしない限り無理なんだろう。 「出張修理」が成立するなら・・・とも考えたが、 本物の節約家はどんな安物自転車でも直射日光を遮るカバーをかけていたり 小まめに注油・清掃・点検・整備をしているはず。 「適正空気圧で乗るというクセをつけるべき」以前の話。 ▼パンク修理以前に空気を入れることを知らない人 star.ap.teacup.com/flatout/1165.html 「しばらく乗っていなかった」の「しばらく」が数年であれば チューブやタイヤの劣化も考えられるので「その他も含めて点検を希望する」という意味で 「乗る前に修理が必要であれば修理しておきたい」というのであれば分かる。 「買ってから空気入れたことがない」 「自転車のタイヤ、空気が抜けていかないと思っている人」 「チューブが入っていることを知らない人」 電車に乗るための切符の買い方が分からないというレベルの話。 しかし、「分かっていない」ということが自覚できていて店に頼むだけマシなんだろうか。 ●無習慣で繰り返すパンクと改善方法 cs-shinwa.sblo.jp/article/164065890.html IRCのCYCLEWAY LongRun(83型)白サイド。 IRCを選びながらわざわざ海外品の安価なタイヤを選ぶというのも良く分からないが、 その交換したであろう店ではそれが一番安いタイヤだったというだけだろうか。 しかし、「空気を入れるという習慣が全くない」人にはタイヤのグレードを知る必要もない話だろうか。 ↓ 元々習慣がない人は「入れようと思っていた」では間違いなく入れない。 今週か来週にというアバウトな感覚だったり○日にしようと空で「考えるだけ」では恐らく今後も変わらない。 空気を入れるタイヤを使うことが前提での対策は 「エアチェックアダプターのゲージキャップ付き」を付けて、乗る前に毎回目視で確認。 「手帳やカレンダーに「予定として」”自分で”書き入れる」 「休日に店から直接電話やメールで空気入れの定期連絡をもらい、 急かしてもらうように促し必ず店を訪れる」(次の連絡予定日もその場で確認しておく) というのが効果的か。(店の時間と連絡にかかる金銭的負担はどうするのかという問題もあるが) ★チューブの違い(英・米・仏・他)より移動 ↓ ▼パンク関連━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●タイヤとチューブの状態を理解する重要性について ●パンクの原因 ●謎チューブはパンク修理ができない ◆「予想外のパンク原因」 ▼パンク修理キット色々 ▼自転車用チューブの耐用年数とは パッチ貼り修理後では収縮差が生じるため3年後のような長期的な保証は不可能と見るべき? いや、そもそも紫外線からは遮られているとはいえ、適正空気圧を維持できていたとして、 果たして10年も使用できるものなのかどうかということ。 そもそも、一般車タイヤでは「タイヤとチューブのセット売り設定」もあり、 タイヤが劣化摩耗し交換時には同時に交換するということも珍しくない。 例えチューブが10年使えたして、車体カバーをかけていたとしても外気に晒されるタイヤが (趣味で1週間か1ヶ月に1回しか乗らないような特殊な用途で、上質なタイヤとチューブであれば10年持ったとしても) 例えば、一般車のような過酷な状況で使われることが前提の車種の場合で、チューブの質もイマイチなものに 修理の有無に関わらず、週5で片道10km直射日光雨ざらしで使うようなケースで5年以上持たせられるものを 安く作れ(または品質や修理を補償する)ということは無茶としか言いようがないような。 www.cb-asahi.co.jp/html/ride-tube.html 紫外線を浴びないように保管していたチューブでも新品でも最大3年を目安としている店もある。 さすがに修理や異常がなくても替えればベストな性能で走行できるとしても 「毎年交換してください」というのも過剰に思えるが、 劣化が前提の消耗部品そのものに5年10年使えますよというのは誇大表現に思えるし、 それを補償していては業界も店も成り立たなくなるのではないだろうか。 「使えるものを交換しなくてもいい」というのも家計に優しいので助かるという意見も分かるし、 それに応えて店の利益を圧迫してまで消費者目線で営業するのも自由ではあるが、 安心安全を第一として考えると「基本早めに交換しておいたほうがいいですよ」 という案内をしてあげたほうが親切に思える。 ↓ ▼JIS K6304の自転車チューブ耐久性の「距離」設定 https //web.archive.org/web/20170520214040/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/tube.html 26HE 26×1.25(約32mm幅)で「3000km」(20~24型と700×32C以下でも同じというのは無理があるように思えるが同じ) 26WO 26×1-3/8(約35mm幅)で「5000km」(27×1-3/8や、700×35C以上でも同じ) ↓ そして、消費者目線でいうなら、交換時に店や卸問屋での滞留在庫が送られてきて 「3年以上経過しているものを新品扱いで使われかねない」という状況は何としても避けたいので 「製造年月日」は確認しておきたいところではある。 ●タイヤとチューブの状態を理解する重要性について 1日で空気が抜けるような状態になっているのは「スローパンク」という状態。 パンク修理、またはチューブ交換が必要だが、 タイヤの「空気圧不足または過充填」や、黒以外のカラーゴム入りのタイヤで使い続けると、 タイヤ自体にも限界が来ているので交換が必要になる。ゴムが割れて繊維質が見えているのが目安。 (新しいタイヤの目安である「タイヤの外側にあるゴムのヒゲ」は無関係) 客の立場として確認前に勝手に交換されるのを防ぐには「タイヤの状態を見せてもらう」こと。 まともな店であれば(確認させてもらえば)「タイヤのここがこういう状態になっているので交換が必要」という説明がある。 また、勝手に交換されないのは良くても、そのまま「パンク修理だけでいい」として 限界のタイヤを使い続けるということは「すぐにパンクが再発する」ということも覚えておきたい。 リムテープ(リムバンド・リムフラップ)の劣化やニップルやリムのバリなど、原因は様々あるので、 雑な店にあたってしまうと、やはり「すぐにパンクが再発する」ので注意。 ↓ ●パンクの原因 主に「空気圧」の管理不足。面倒だからと街中でよくみる空気を入れなさ過ぎて残念なことになっているタイヤは 段差でパンクするリム打ち(スネークバイト)が圧倒的に多くなる。 もう1つ、空気圧が計れない英式バルブのチューブで起こる分かりやすい悲劇といえば、 反対に一度にたくさん入れておけばなかなか減らないだろうと考え闇雲に入れすぎ「破裂」させること。 とにかく横着をしようとしない。もちろんチューブも即交換しなければならないので手間も出費も増えるだけ。 一般車でも、いい加減な目測やタイヤの質に左右される触感ではなく、きちんと空気圧は測ったほうが良い。 ◆「予想外のパンクの原因」 star.ap.teacup.com/flatout/715.html 以前に修理したときに破壊工作を仕組まれた可能性? チューブを全部取り出して確認していれば分かったようにも思うが、 通常のパンク修理工程ではそこまで出来ないのだろうか。 ゴム「のり」と書いてあるので誤解しやすいが、接着するためのものではない。 塗って乾かすサイズはパッチよりもやや大き目にすること。 ▼パンク修理キット色々 panaracer.com/products/accessories/ www.maruni-ind.co.jp/products/index.php?act=detail mid=1 page=1 sid=2 ロードバイク用やゴムのり不要タイプもある。 ここにもパンク修理剤があるが、余程のことがなければ使わないほうがいい。 www.hozan.co.jp/parktool/catalog/_Tube_Tire.html VP-1C パッチキット GP-2C スーパーパッチ (セット品除く) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●環境によりパンクを繰り返す takesno.com/archives/2568 実はお客さんは、鉄を扱うお仕事をされていたのです。 木材屋さんが木片を踏んでパンクする…。 大工さんが釘を踏んでパンクする…。 鉄の小さい切り屑程度なら、海外の悪路走行にも強いことが前提で販売されている 「シュワルベの(耐パンク性能が最上級の)マラソンプラスの太幅」が 1本約7000円(前後で1.4万円[工賃別])と割高に思えるが耐パンクの効果としては最も高い。 www.g-style.ne.jp/item.php?brand_id=16 item_category_id=10 (20x1.75、26x1.75、29x1.75) →(※タイヤから選ぶなら、26x1.75が標準装備のBS「ステップクルーズ」のタイヤを「マラソンプラス」交換すると良い) ※細幅では耐パンク層の厚みも薄くなってしまうので、設置面積が増えそうな気がしても太幅を推奨。 (荷物や体重に応じて適正空気圧を心がければ問題なし) 日本製では「IRCのCITY POPS 耐パンク(80型)」もあるが 比較的道が綺麗な日本向けなので、こういう場合は海外品でも定評があるタイヤになる。 または、こういった場合に限り「ノーパンクタイヤ」が絶大な効果を発揮する。 もちろん薦める際には「長距離移動には不向きでデメリットも多い」といった説明も不可欠。 ●パンク修理3年後にチューブの亀裂? パンク修理から3年経過以前に、チューブ製造後何年経過していたのかも気になるところ。 チューブの寿命として発生したものであればパンクが無かったとしても亀裂が発生していた恐れもあり、 そうであればどうにもならないはず。 しかし、パッチ貼りで膨張・収縮部分に差ができてしまうことで 修理していないチューブと比べると亀裂が発生しやすくなるとしても 異常がなくても3年経過してタイヤの自然劣化に合わせて交換する際に チューブも交換しておくというのが良いような。 もっと言えばパンク修理後の客には2年経過時点で 「修理跡から経年劣化で亀裂が出るかもしれないのでそろそろチューブ交換したほうがいいですよ」と 案内を出したほうが結果的に立ち往生することもなく、助かるのかもしれない。 他の原因としては・・・ 銘柄特有のものなのか、パッチやチューブ糊自体の鮮度の可能性も考えられなくもない。 ●工賃表の一例とパンクに関する内容など様々 www.saginomiya-bicycle.com/repair/repair-menu.php 【パンク修理で一番厄介なのがチューブ側面(道路に接地しない面)のパンクです】 1ミリ程度の気泡と見分け難い穴のパンクがあります。 これに当たると、普通に調べてもパンクしていないように見えるんですね。。。 チューブを水につけても「水中で気泡がほとんどでない」パンクです。 このパンク症状は、チューブを水につけた時にできる空気の気泡とほとんど見分けがつきにくいんです。 かなり高い空気圧をチューブに入れて、何度も何度も念入りにチューブを押し出し穴を探す根気の要るパンクです。 時間もかかり、忙しいお店ですとほとんど見落とします。。。 (実際お客さんのお話で、この前あっちのお店で見てもらったけどまたパンクした。またその逆もあるでしょう。。。 2回目・3回目でようやくパンクを発見です) 厄介なのが、通常パンクですと空気を入れて半日でしぼむのですが、このパンクになると3~4日も持ってしまうんですね。 なのでお客さんとのトラブルで一番もめる?!厄介なパンクの一つです。 (中略) ではどうしたら発見できるかと言うと、数日経過して何度か空気を入れたりしているうちに徐々に穴が大きくなってきますので、 やっと目視で発見することができます。 工賃を不明瞭にしておいて同じ修理内容であっても客や店の売り上げ状況や気分で値段を変えるような店では とても安心して自転車を預ける気にはなれないのでこうした料金表があると助かる。 値段の上限設定がない項目は 取寄せになった場合のメーカー純正や特殊な種類で値段が高い場合もあるため違うのだろう。 ※しかしながら、「異音がする」のようなアバウトで修理箇所自体がはっきりしない場合など 「段階を踏んで取り掛かってみるしかない」ため、最終的な工賃総額が異なることは十分にあり得ることも理解しておきたい。 ●「バック拡げ工具は使用しない」ことが本来は常識 【交換作業について重要な補足説明】 当店では、後輪タイヤ交換時「バック拡げ工具は使用しません」正規手順で作業しております。 このバック拡げ工具を使うと作業時間が約10分程度短縮しますが「自転車屋が自転車を壊す」怖い道具です。 バック拡げって?!…フレームを専用器具で強引に拡げてタイヤ交換する手抜き作業です。 時間短縮で利益も上がるし、この工具を使って調子が悪くなっても「もう自転車の寿命ですよ」っと買い替えを勧められるので、 儲け主義の自転車屋では必須アイテムなのでしょうか? 「自転車 バック拡げ」でググってみて下さい。 当店では多少作業時間が掛かっても「フレームから車輪を正規手順で外して」作業交換しております。 お客様もできれば作業を立ち会って「タイヤ交換時にフレームから車輪を外さず(チェーンを外さない)で作業していたら」 そこの自転車屋は手抜き交換してます。 この工具はアルミフレーム車・電動アシスト車・変速付き自転車では「使用禁止工具」です。 ご注意下さい。当店は1万円のママチャリでも、きっちり正規手順で車輪を外して交換しますので、ご安心下さい♪ ●標準タイヤで十分かどうかは用途次第 BSのロングライフだけでなく、IRCサイクルシードやパナのスーパーハードタフネスも過剰スペック? ●空気圧 耐久性を維持するために、まともに空気圧管理できない「悪習慣」だけでなく 根本的に「英式(虫ゴム)」が原因であることも忘れてはならないが、やはりその部分には触れていない。 やはり業界の最大のタブーなのか。 運行前に必ずタイヤ空気圧を確認してから走行して下さい。低い空気圧(手で押して凹む)では走行しないこと。 握力は全般的な老人や子供と握力の強い大人では全く違うので参考にならないといつも思うのだが・・・。 ●パンク修理方針の違い takesno.com/archives/2963 パンクの原因がはっきりと分かる異物パンク以外にも様々あるように、 店でのパンク修理方針も様々あって奥が深い。 ↓ わかりやすく言えば 玉子1個からできる玉子焼き、自分で作ったものと、専門店で買ったものとは似ているようで違う。 素材自体の微妙な違いから、その調理方法まで違えば、当然味も変わる。 ↓ 工業製品という見方をするなら 「どこで修理しても同じ」という感覚があるかもしれない。 どこの店に預けてもその地域のメーカーの修理センターに送られて修理になれば 「担当者が同じ」になる可能性があるので「同じ修理」ということになる。 ↓ 実際は「たかが自転車修理」だとしても、 良い店にあたれば、原因究明と再発防止策や丁寧な作業が得られるとして、 反対に酷い店にあたれば、詳しい原因なんて調べる気もない、 「どうせ何を言っても改善する客なんていないんだから説明するだけ時間の無駄」として説明もなく、 料金確認もせずほぼ無言で作業にとりかかり後でトラブルになり、 挙句、持ち込み前よりも酷い状態にされることすら考えられる。 丁寧に作業するということは「その対価」も普通引き上がらなければならない。 安い賃金で過剰に丁寧な作業を強いることが常識という「勘違い」を引き起こしているのは 全体的な問題の捉え方の差なのかもしれない。 そう考えると、同じ店での修理自体にも「松竹梅コース」があっても良いのだろうかという気もする。 ・「激安の雑な修理コース」 主にパッチ張りのみでたいした説明なし。 おかしなところが他にあっても見なかったことにする。修理部分とは無関係なねじ締め等はもちろんチェックしない。 再発しても「客の指示どおりに作業しただけなのでクレームなどは一切受け付受けない」 安さのみを追求するということは突き詰めればこうなる。 ・「普通の修理コース」 ねじ締め等の確認はから調整などは行う。説明は希望者のみ。 但し、タイヤやチューブは海外製品で比較的安いものを当たり前のように使う。 ・「丁寧修理コース」 言われたところ以外にも全て点検。グリスアップやチェーンクリーニングなど 全体の質の向上を伴う補修。説明にも時間をかけるので必然的に割高になる。一般車タイヤは主に国産品。 また、「適正価格」とはそれぞれの箇所で一体いくらなのかというところでまた悩むことになる。 しかし、結局「店員の過去の修理経験数も含めた適切な技術力次第」なので 高い修理費を払ったところで必ず大丈夫ともいえない。(バック広げ工具を使われるなど) ▼修理費用が高すぎる店 一般車の市販のブレーキ交換、またはBB交換”だけ”で1万円以上とか 技術力不足を補うためというよりは、買い替えを促すために修理金額がやたら高いというのは考え物。 ▼反対に安すぎる店 安すぎればボランティア状態となり「自転車修理はタダ同然で直るもの」という感覚が根付いてしまっては まともな自転車本体の適正価格の感覚自体を「安いのが当たり前」と麻痺させてしまう。 客の感覚ではもちろん1円でも安いほうがいいだろう。 しかし安くすることで、本来得てもいいはずの工賃まで削ることになれば 修理道具の「様々な工具」を仕入れるための資金だけでなく、 暮らしそのものが貧しすぎれば食生活まで悲惨なことになってしまうことで 体力だけでなく劣悪な生活習慣まで強いることは店員の健康面を含めて 「客としても結局困る」と思うのは考えすぎだろうか。 ●HE系に多いニップルパンク? HE小径の代表サイズである20インチHE(406)だったりMTB径26インチHE(559)にしても 単に「ママチャリ代表サイズの26インチWO径[590]よりもリム径が小さいからダメージが蓄積しやすいだけ」に思える。 (同じ距離でも回転数が増える小径ほどタイヤが摩耗しやすいのと同じ理屈) ママチャリ系24インチWO(540)は26インチWO(590)や27インチWO(630)よりも少ないので 傾向としてWOよりもHEのほうが多いような気もするのだろう。 前輪よりも後輪のほうがニップルパンクが多いのは 普通に「直立姿勢で乗る状態では前輪よりも後輪に荷重がかかるから」と考えたい。 WOHEのリムによる差は回転数というよりは電動アシスト特有のもので 元々自転車のタイヤには空気を入れなければならないという習慣がない上に 子乗せということであれば丈夫めの厚みのあるタイヤで空気圧不足が気付きにくい。 習慣化もできていて(米式化後に)適切な空気圧量でも起こるなら そのときは構造上の問題があるのではと考えたくもなるが、 そもそもノーメンテ主義で使っていることが明らかであれば 結局は「空気入れの習慣化」が身につくかどうか。 【1】空気圧管理ができていない理由について リム/タイヤの差以前に、やはり「習慣化が出来ていないこと」に尽きる。 その解決策としてはユーザーの方々に、漠然と「空気を入れましょう」ではなく、 「予定としてご自身でカレンダー等に記入やスマホに予定として登録」することを推奨し、 (余程うっかりな人でなければ)実行して頂けるような提案が望ましい。 店からの提案としては「電話やメール等での来店を促す」ことで対策に。 (追加の修理やカスタム等の販売促進にも繋がる) 【2】適正な空気圧の把握について 「米式化」がポイント。「様々な種類の存在するタイヤの硬さ」や、「個人の握力等」を考慮すれば 曖昧な基準を常態化させていることは全てのメーカーを含めて「業界の怠慢」に他ならない。 相当困難であるとしても、英式バルブに対して疑問を持つ声を少しでも増やしたい。 約650円~のエアチェックアダプター購入が過大なハードルになるとは思わないだけでなく、 トンボ口を外せるポンプは珍しい種類というわけでもないのと、 ガソリンスタンドでも空気入れが可能になるという日常的な利便性を考えると意味がある提案になる。 (未だ業界で英式を使う一因としての「コスト重視」に走るあまりに、「自転車=安物テキトーで十分」という イメージを刷り込ませているような安価迎合主義には否定的な考え方。 ユーザーの経済的な理由としても生活の足に費やす金額を不当に低く考えることには同意しかねる思いがあり、 その延長線上に工賃の安売りにも影響があると考えられるため、放置すべきではない問題)
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/382.html
こんばんは^^ 昨日のおにゅうのCRMです。 やっと見つけました! で、誰が貧脚ですって?^^ そうそう、、 昨日話した自転車屋、 やっぱり健在でした。 http //www.sc-yamane.com/ たくさんのログ、じっくり読ませて頂きますね^o^ しばらく更新してなくて気がつかなかったですw サイクリングロードでもびしっと決めてる人や、山道走ると常に自分が貧脚であると感じさせてくれます。 北山なんかで時速40kmオーバーの人にスパッと抜き去られると自分を貧脚としかいえないですorz そういえば最近、ウエストポーチつけた通勤?シティサイクルにちぎられたこともある。 冠山峠は、どうも往復すると400km前後になりそうで、1日ではかなり無理がありますね。 300kmオーバーを達成してからでないとまったく見えないです。 とりあえず石榑峠に20日に行きましたが、旧道全線走れました。 峠のコンクリートブロックゲートは横抜け出来るようでしたが、駐車がおおくゲートの鎖をくぐって未確認。 残念だったのはNTTの電波等跡地にいけなかった(というか体力がなくて行かなかった)ことぐらいか。 三重県側旧道分岐付近にあるゲートはバイクでは不可能ですね、横抜け出歩行者と担ぎ自転車がせいぜい。 某2000m台のあの山の担ぎ上げも今はまだ非現実的です。 とりあえず1日20時間以上走れなければ、1日での弾丸担ぎ上げ登山は不可能に思えます。 20時間20km/hで走るならば、冠山峠の1日往復も見えてきますね。 多分それが出来なければ、あの山は泊まりでしか不可能でしょう。 たまたまR309行者還林道で会ったロード乗りの人が登山もやる人で、話してみたところ、やるならまず普通の登山をしてみるほうがいいとのこと。 自転車担ぎ上げの参考にはならないにしても、ルートを知るにはいいとは思ったりしました。 が、それをすると新鮮さもなくなるのが痛いですね。 R309行者還林道区間は走行中の谷川景色がかなりよかったです。 でも登り側だと法面側になって、ちょっと遠いです。 景色に見とれていると車が多くて危ないということもあります。 舗装路しかないですが。 この自転車屋、メインの取り扱い?が、ランドナーとトライアスロンってかなりこだわってますね。 トライアスロンは用途の範囲外として、ランドナーも軽いパスハンターの範囲に収まっていればいいですがピークハントではクラシックスタイルは危険ですね。 自分が使うとすぐにフェンダーが曲がるのが見える。 ランドナーのブルホーンって初めて見たかも。
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概要 東北縦断する自転車旅行動画。茶番のイラストがすごい。 マイリスト 他の動画も混じってる。 http //www.nicovideo.jp/mylist/17837896 タグ シリーズ 東北 自転車旅行
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/43.html
天下峰 長坂峠からシングルトラックを北に行くか、供水峠から南に行くと在る峰。 豊臣秀吉がよく眺めていたらしい。 峠位置 宇治市 コース所在地 宇治市~伏見区 距離 路面距離(計算値) 標高 348m? 高低差 平均勾配 スタート 長坂峠供水峠 ゴール 山頂 地図 Yahoo!地図 ルート地図 天下峰山頂? 三角点は見当たらない。 札の横にちょっとした雨宿り用の屋根のようなものが作られている。 長坂峠から 入り口から自転車で登れなかった。 入り口には元々階段があったが、いまや見る影もほとんど無い。 少し行くと、コンクリートの階段がある。 一度途切れて、短い怪談と、直進する道に分かれるが、どちらを行っても良い。 階段を行くと距離が短縮される。 階段を行かず、しばらく行くと分岐点に出る。 右に行くと行き止まり(たぶん炭山側から上るとここにたどり着く)。 左に行き、道なりにしばらく行くと階段からの道と合流する。 そのまましばらく進むと、鉄塔の下に出る。 鉄塔をくぐりさらに直進すると天下峰に着く(以前は札も無かったが、今はある)。 道なりに進めば迷うことも無いはず。 路面は、基本的に大量の落ち葉が堆積している状態。 倒木もそこそこある。 たまにハイカーがいる。 うれしいことに、それなりに自転車に乗って移動することが出来る。 MTBなら、体力、脚力、テクニックしだいでかなりの距離を自転車に乗ったまま移動出来そう。 私が上り始める前に、トライアルバイク(4st)が上っていった(タイヤ跡から推測して、パノラマ岩の道を迂回してユウレイ峠~牛馬の道に行ったようだった)。 供水峠から 基本的に落ち葉が堆積しているシングルトラック。 倒木などがある。 猪が掘り返したと思われる跡が多い。 片側が崖のようになっている区間がある。 一部急勾配あり。 乗車率はかなり多いと思う。 たまにハイカーがいる。 登坂走行コース 長坂峠から 供水峠から 登坂未走行コース 長坂峠の峠位置から少し木幡側よりの、北側の塀が途切れたところに在るシングルトラックの入り口。よく見ると階段が在る。 これは鉄塔の巡回路?見たいなものだと思う。 ここからトライアルバイクも登っていった。 鉄塔の下の小高い丘。写真は北側(供水峠側)から撮影。 札の横にある小屋のようなもの。
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【ゆうまのボリュームペダル / ゆうまのぼりゅーむぺだる】(機材) 森永侑磨がS村楽器にて1000円という破格で購入したボリュームペダル 踏み心地が全くなく、また使用できるアダプタを持ち合わせていないため一度も使用したことがない 馬場さん曰く、「政食った方がマシ」
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ジャックナイフ Jack Knife 自転車の技。前輪のブレーキをかけ、後輪を高く上げる。 ただつんのめるのではなく、ブレーキをかけることで前輪と車体を一体とし、ハンドルを押し出すのと腰を引くことで前輪を転がすことによって後輪を上げる。 折りたたみ式の大型ナイフのジャックナイフに由来する。 関連項目 ジャックナイフターン タグ 「し」 自転車用語
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CHIARO バルブ変換アダプター 仏式→英式 購入価格 150円(新品) 使用期間 数回 比較対象 なし 評価 3 ●●●○○○○○○○ 使用感など 英式口金の空気入れで仏式バルブチューブに空気を入れるときに使う。 英式バルブ用口金固定方法の問題から高圧になるまで空気を入れることはできない。 利用するときは、これである程度空気を入れた後、携帯ポンプで空気圧を調整していた。
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最終更新日:2021.9.19 ●スポーク折れの主な原因は 2020.11.15 ●スポークが折れたら早めに交換をしないと結局損する 4.5 ■星工業「黒:#14真鍮ニップル」 2019.12.1 ●自転車用のステンレス製ニップル 10.13 ●ステンレス→鉄に交換するとしても・・・ 10.6 ●スポーク折れ多数・修理とは原因を取り除くこと 5.26 ●書き間違い?(前回とは真逆) 5.5 ●安物自転車の鉄ニップルを真鍮ニップルに交換、●鉄ニップルのほうが適しているかもしれない特殊なケース 2018.5.6 ●鉄スポークが適している用途 2017.8.6 ●スポーク折れ対策として定期的にメンテを推奨 2016.1.3 ●スポーク折れの原因 2015.10.31 ●アルミニップルと真鍮(ブラス)ニップルの重さ比べ 10.25 ▼[関連]タイヤ重量の実測値 7.20 スポーク折れ修理の注意点 6.20 スポークのカット 2.21 スポーク部分の首部分破損 2.15 アルミニップルの品質 1.25 スポークの太さの違い 2014.11.6 アルミニップルの必要性 9.21 ■スポーク・ニップル────────────────────── 主にホイールの交換時に 完組みホイールの部品構成への理解度を上げるためと、 自分で手組みや店に手組み依頼する場合に部材指定する場合、参考にするための参考情報。 ●スポークが折れたら早めに交換をしないと結局損する cs-shinwa.sblo.jp/article/188117854.html 適正空気圧の把握と充填頻度にしても、ブレーキシューの交換などでも同様。 気付くのが遅ければ遅いほど後々の補修費用が間違いなく増える。 ●スポーク折れ対策として定期的にメンテを推奨 jitensyazamurai.com/db/archives/7552 重い荷物を積むのに安物自転車を使うこと自体が「用途に合わない」としか言いようがないが 経済的事情でやむを得ないのであれば、ホイールごと交換や全スポーク組み換えの 大修理になる前に定期的に信頼できる店でスポークの張り具合なども点検してもらうことを薦める。 ※スポークテンションの意味すら分からないようなホイール組もできないような店では無理 (曲がりなりにも国家資格ではないとしても自転車整備士の資格があるならホイール組が出来るはずだが、 出来ないとすれば、その店での全ての整備力そのものに疑問が出る) ●スポーク折れ多数・修理とは原因を取り除くこと star.ap.teacup.com/flatout/2449.html 今後の安全と手間を考えると、1本でも折れていたら全数交換が基本。 そして、折れた原因が何なのかによって処置内容は変わる。 ●荷物が20kg以上・体重が80kg以上 →太いスポークに交換 ●スポーク自体が粗悪品 →ホシなどの有名メーカー品に取り替え ●錆びているスポークがある →ステンレス製に交換 ●空気圧不足で使い続けていた →月1空気入れの習慣を身につける (エアチェックアダプター等での米式化で適正空気圧を把握する) ●2人乗りをしていた →「2人乗りでの死者も出ている」という以前に、違法行為であり、 やめるつもりがないなら今後も度々修理費用がかかると説明。 ▼スポーク折れ修理 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12051892559.html 1本折れていれば全体的に消耗している可能性大。 スポーク全交換で7000~10000円くらいはかかるとは思うが・・・、 「適正空気圧、開錠を忘れない」使い方をしっかり身に付ける必要がある。 ●もし量販店対応でスポーク全数交換(ホイール組)に応じてもらえない場合 電動アシスト向け内装3段ハブ(SG-3R75)採用の完組ホイールは 完成車メーカー専用で汎用ホイールではないため割高になる(恐らく1万5000円以上)。 ●スポーク折れの原因 ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-12107093705.html ①後ろの荷台に満タンに荷物を積んで走行! そもそも全国的に積載30kgを超えてしまうと条例違反になる。※ ②段差の大きい路面を減速しないで乗り越え ③体重85kgの大型の体格。 ④タイヤの空気圧が低下したまま走行した。 この場合、適正な空気圧の重要性も知らず、タイヤ幅やタイヤの質もノーマルタイヤだったと予想。 適正な使用方法としては、実用車等の積載することを目的としている堅牢な自転車に 「足楽プロ」のような過剰な耐荷重も考慮されているであろうタイヤを使って 毎週空気圧を「必ず確認する」ということが出来ていて初めて防ぐことができたのではないだろうか。 一般車は基本的に重い荷物を運ぶために適した自転車ではないということは理解しておく必要がある。 ※●道路交通法 第57条2 2 公安委員会は、道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要があると認めるときは、 軽車両の乗車人員又は積載重量等の制限について定めることができる。 ↓ ●東京都の場合「東京都道路交通規則」 第10条 法第57条第2項の規定により、軽車両の運転者は、次に掲げる乗車人員 又は積載物の重量等の制限をこえて乗車をさせ、又は積載をして運転してはならない。 (2) 積載物の重量の制限は、次のとおりとする。 ア 積載装置を備える自転車にあつては30キログラムを、リヤカーをけん引する場合における そのけん引されるリヤカーについては120キログラムを、それぞれこえないこと。 罰則 第121条 2万円以下の罰金又は科料 第121条第1項第7号 第57条(乗車又は積載の制限等)第二項[中略]の規定に基づく公安委員会の定めに違反した者 第123条:違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、 各本条の罰金刑又は科料刑を科する。 ●スポーク折れの主な原因は (上記記事と重複込みで改めて) 「工場出荷時から異常なスポークテンション」は稀として、 ▲そもそも利用者の体重が重すぎる(約80kg以上) ↓ エアボリュームのある自転車を購入しましょう ●クッション重視のママチャリ系 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/177.html ▲「まともに空気管理せずに乗り続けること(段差を乗り越える等)」 ▲「リング錠を完全に開錠せずに漕ぎ始めてからの接触で折損」が大半。 ※ノーパンクタイヤは色々あるが 「通常のチューブ型と比較すると確実にクッション性能が劣る」ので、 これもスポーク折れの間接的原因になる。 ◆パンク対策自体は 【1】空気を入れる習慣を身につけること 【2】過剰でも過小でもない"適正な"空気圧量を維持すること 【3】タイヤを早期劣化させるような状況を避けること (室外機の傍、タイヤが劣化するケミカル類、カバーをかける等で直射日光が当たる時間を減らす) 【4】落下物を避けやすいように無闇に速度を上げないこと (※[夜間]自転車のそれほど明るくも広くもないライト性能では確認しきれない場合もある) 【5】車道の端(車道外側線の外側)のような場所を通らないこと ※限定的に、工場地帯のような酷道であれば「ノーパンクタイヤ」の選択肢以外として、 「電アシ」に「マラソンプラス」等の「非常に重いが耐パンクに特化したタイヤ」を装着することで、 電アシによって重さのデメリットを打ち消し、 耐パンク層で刺さりものでのパンクリスクを究極に低減し、 チューブ型なのでスポーク折れのリスクも減らし、 26×1.50や1.75であれば、幅広タイヤでクッション性能も得られる。 ●12番スポークとノーマルスポーク14番?の太さの違い 480364.blog9.fc2.com/blog-entry-538.html ●13-14番スポーク? pass13.blog.fc2.com/blog-entry-1512.html ここでいう13-14番というのは、ほとんど13番(2.35mm径)のスポークなのに ねじ山の部分だけが14番(2.0mm径)に細くバテッドされたスポークです。 なのでニップルは14番を使います。 13番プレーンスポークだと 13番用ニップルというのを使いますが、 それが採用されているのは リヤカーか昔の実用車くらいです。 一般車向けで間違えやすい箇所。 なぜ細くする必要があるのか理由は不明。 折れる場合にハブ側ではなくネジ山部分になるようにする安全対策? ↓ bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=917 業務用自転車で首の折れたスポーク こう見ると太い部分でも折れるのが全くないわけでもないようだが・・・ ●ホイール組・スポーク交換の際には 長さは単品で多種多様用意されていても調整のため切ってネジ山を削り直すことも珍しくない。 メーカーとしてはDTとホシとサピムだけのようなものなので敢えて書き出すほどでもないかと。 気が向いたら他ページのように書き出すかもしれない。 ●スポークを切り揃える star.ap.teacup.com/flatout/819.html スポーク交換の際に「スポークの長さを必要に応じて注文する方法」と 「スポークをカットしてネジ切りをして長さを合わせる方法」がある。 色や材質が店に在庫していなければ取寄せ。 取寄せでも長めのものを1サイズで揃えて長さを合わせる方法もある。 スポークを一切在庫せずどうせ1本づつ変えても他が折れるだろうという理由から全てホイール交換対応だけとか、 (技術も工具もなく)切り揃えられないのでそれぞれの長さを箱単位で仕入れるという店も技術面では一歩劣る印象。 昔から1つ1つ組み上げていた自転車店であれば造作もないことでも、 近年の「完組ホイールだけ売ってればいい」という店では着手不可能な作業となる。 ●スポーク切り・ねじ切り工具の使い方 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12081589503.html ホーザン「C-216・スポーク切り」 ホーザン「C-700・スポークネジ切り器」 ●スポークの太さは、カタログ書いてあることもあるので覚えておいても良い。 基本的には14番で問題ないとして、体重が重い場合(JIS規定は想定65kg) ハブやリムのスポーク穴にもよるが13番や12番で組む必要があるかもしれない。 (クラス27フレームやアメリカ系のスポーツ自転車であればスポークの太さも最初から太め?) ●ニップルはとりあえず「真鍮だけで良い」と思う 素材は書いていないことが多いので知らないことが多いかもしれないが、 補修の際には何も言わないと鉄やアルミのニップルを付けられてしまう可能性もあるので 事前に素材の確認をしておきたい。 しかし、すぐに完組みホイールに交換させるか、雑にスポーク交換するだけのようなことせず、 しっかりと把握し対処できる店が果たしてどれだけあるのだろう。 ●交換・補修時に指定 また、1本スポークが折れてしまうと他の全てのスポークも限界に来ていることも考えられるため ホイール交換をすすめられることもあるかもしれない。 その際もワケの分からないメーカー純正はそもそも補修パーツなんてまともに用意しているはずもないが、 アラヤリムと真鍮ニップルを使ったものを指定するほうが良さそうだ。 ●折れないように乗るには 道交法違反の2人乗りや30kg超の過積載をしない。 重すぎる体重で乗らない。JIS想定65+荷物30kg(フレーム対応)が許容限界とするなら100kg超えは危ない。 傘を挟まない。(そもそも使える地域と場所は極めて限定的) リング錠が開錠されているか必ず確認する。 高い段差から乗ったまま降りたりしない。 多すぎず少なすぎない適正な空気圧を維持する。 スポークテンションを判断できる「まともな自転車店」で購入するということも忘れてはいけない。 ■スポーク━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ タイヤの空気圧の他に衝撃吸収の要となる部品。 本数が少ないと弱いように見えても、 そのぶん強さを確保できるように構成されているので問題はないらしい。 説明 oucc.jp/main/mechanic/wheel/spoke.shtml 太さ(番手)(首付近) #13(2.3mm) は ダウンヒルに使われる最強のスポーク #14(2.0mm) は MTBホイール用の耐久性の高いスポーク #15(1.8mm) は ロードホイール用の軽量スポーク 更に太い#12 (2.6mm)は実用車などに用いられる。 「ホシ」ステンレスとスターブライトの違い blog.livedoor.jp/shinjitahara105/archives/51767055.html 他には、同じホシでもスターブライトとステンレスでは延びる度合いが違う(スターブライトはかなり延びます)とか、 DTはあまり延びないとか、サピムはそれなりに延びるとか、いろいろあります。 pass13.blog.fc2.com/blog-entry-9.html 星の場合、スターブライトとは別に「ステンレススポーク」という モデル名のスポークがあります。 こちらは磁石にぴくりとも反応しません。 スターブライトも大別すれば材質的にはステンレスの1種なのでしょうが、 わざわざ作り分けされた特別な材質であるということですね。 (略) スポークヘッドは○の中にHとなっています。 ステンレススポーク(星のモデル名)は○の中に☆マークなので、すぐに見分けがつきます。 ステンレススポーク(星のモデル名)は ステンレススポーク(一般名詞)らしく、 非常に首が飛びやすいスポークです。 pass13.blog.fc2.com/blog-category-12.html 星スポークは かつてスポークヘッドの刻印を 例外なく スターブライトなら「H」、ステンレスなら「☆」としていました。 (スターブライトも材質的にはステンレスのスポークですが、 ここでいう「ステンレス」はスポークの商品名です) 現状では この刻印が一部 混在しているそうですが、 見た目で判別が困難な製品を わざわざ判別しづらくする 合理的な理由というのが見当たりません。 お客さんに売るうえで信頼に足る商品では無くなってしまいました。 あと、磁石に対する反応が現行のスターブライトと このスターブライトでは大きく異なります。 スポークの磁性は 私にとっては性質を推し量る上で非常に重要な要素です。 red.ap.teacup.com/bikebind/847.html ホシは普通のスポークはオーステナイト系らしいですが、スターブライトはフェライト系だったはず。 磁石にくっついてもステンレスです。組成がちょっと違うだけです。 フェライト系は強度も高く、柔軟性もあり、理想的に思えますが、耐錆が少々劣ります。 さらに少数派で鉄製があります(といっても合金ですが)。 性能的にはかなりの優れものですが耐錆性が非常に弱く、 カリカリのレーサーか、いつも手入れをするマメな人にしかお勧めできません。 www.sai-men.com/arc/3009 一方で、確かに飛びにくいかもしれないが、日常使用であればホシで十分ではという意見も。 刻印の混在があればそれはどうかと思うが、 確かに、よく分からない5流メーカーの部品やリムを使って組立ても検品も雑なホイールでもなければ、 一般車でよくあるアラヤリム+ホシスポーク+真鍮ニップルの完組みで問題が出るなら 数年野ざらしで崩壊寸前か、空気圧不足で走り続けるか、道交法違反の2人乗りか、 相当荒い危険走行してるくらいに思える。 そもそもタイヤも太めで空気圧も低くエアボリュームがあって無駄に強いのが一般車の取り柄なわけで。 上の話もロードの20CやMTBのダウンヒル用途ならやめとけっていう話なら ここでは場違いになってしまう。 ●鉄スポークが適している用途 cycle-keymart.com/?p=144 「体格が体格で、高校生は使い方も荒いのよねぇ・・・。」 とのことで、修理にもお金がかかって大変なのだそう。 スポークは車輪の内側から首が折れている状態なので、お客様が言うように、荷重がかかりすぎたことによる金属疲労によるものでした。 タイヤの状態や空気圧が適正に管理されているのかどうかも気になるが・・・、 こういう場合は13番よりも丈夫な12番且つステンレススポークよりも折れにくい鉄スポークの選択が適していると言える。 買い替えるとしても12番が使われている車種自体が稀なので、素材や太さを指定した上で全交換する意味もある。 ●ステンレス→鉄に交換するとしても・・・ スポークの折れにくさは向上しても、 結局は(気温35度を超える時期を除き)標準300kpaであれば 「毎月1回の空気を入れる」という習慣付けと 「虫ゴムを廃し」確かに300kpa超を充填できている状態を認識できる 当たり前が身についていなければ、スポーク折れは再発すると思われる。 無論、「積載制限」や「年齢制限」を無視し「完全な違法状態」で使用していれば、 それを改善する気がなければどうにもできないが、 何を言っても無駄な輩は丁重にお断りし、 念のため店からは情報として警察に通報しておいたほうが良さそうに思う。 (事故危険性の認識が希薄な児童虐待の遠因という見方もできる) 一方、子乗せ車といえども、「単に重い荷物を運ぶだけ」という利用方法だった場合も、 積載違反であればバランスをとりにくくなることで事故に繋がりかねないので 注意する必要がある。 ■ニップル━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 真鍮(黄銅)のほうがアルミよりも重いが耐久度がある 鉄は錆びやすいので微妙。 通常用途では 真鍮>>>鉄>>>アルミ 基本一般車で鉄ニップルを使うべきではないように思えるが・・・ 安価なアルミリムで使用しているケースもあるのでその場合全て交換したくなってくる。 https //web.archive.org/web/20160713003500/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/spoke.html アルミ合金製は軽いがねじが弱いので銅製が使われることが多い。 ■星工業「黒:#14真鍮ニップル」 www.rinei-web.jp/product_detail/?cid= pid=6234 リンエイ品番:426-60012 対応スポーク(ゲージ/直径) : No.14 / 2.0mm ネジの寸法 : BC2.0 全長 : 12mm 備考 ※1セット 72個入り ●黒銀以外の「真鍮のカラーニップル」 bike.gn.to/bicycle.htm アルミはカラーが選択できて、真鍮(ブラス)では色が選べないという話もあるが、 そんなことはなく、こうしたカラフルな真鍮ニップルも存在している。 ●品質のバラつき detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1017432770 軽合ニップルは品質のばらつきがその素材の特性上どうしても大きめになりますので、 数ある中からより品質の高いものを32個なり36個なり(前後だとその倍数)選び出して使用することで、」 そういったリスクを最小限に出来ますが、時々旨くない製品が混入していてそれがニップル破断を起こしたりします。 真鍮ですと、比較的品質も一定しており歩留まりもよくそういったリスクは少ないです。 軽合金ニップルは軽量であることが最大の魅力なのですが、機械的強度が真鍮ニップルに比較して劣るばかりでなく、 均一な品質と言う部分でばらつきが多いので、リスクマネージメントをどのように考えるかと言う部分で 使う側が良く考査することが必要です。 ●安物自転車の鉄ニップルを真鍮ニップルに交換 最初から「使い捨て」前提であれば気にする必要もないともいえるが、 出来る限り長く使いたいのであれば鉄製は使うべきではないパーツといえる。 交換するまでもなく、クリア塗装や薄くグリスを塗布(前輪はオススメしない)するような 簡易的な防錆処理をする方法もあるにはある。 ●鉄ニップルのほうが適しているかもしれない特殊なケース tobesaikuru.livedoor.blog/archives/2500471.html 別の角度から見れば鉄のほうが良いらしい。 「なぜか2mm短いBSのスポーク長であれば」鉄ニップルのほうがマシだろうという内容。 図解が非常に分かりやすい。 BSはいくらスポークの太さを変えても図1・図2の様に短いのでは何の意味もない。 多分これからも何もしなくても使っているだけニップル負担が掛かり折れるのではないだろうか。 鉄か真鍮ニップルの問題というよりは、 単にBSのスポークの種類と長さの選択ミス、あるいは工場での組み付け基準の設定ミスの問題か。 考えすぎのような気もするが、短くした理由は 酷暑でスポークが伸びることまで見越してスポークでチューブを傷つけないように 若干短めにしたのだろうか。 ────────────────────────────────────── あとは「適正な空気圧の維持」という「基本的な使い方」が出来ていたのかどうか。 慢性的な空気圧不足で 「実質ほぼタイヤとリムだけ」で走っているような状態であれば 鉄ニップルにしたところで無意味だろうと。 荷物+体重で標準の65kgよりも重ければ尚更その管理はシビアであるべき。 風で倒れるような停めかたをしている場合も 倒れないような場所や方法を常識とさせるしか改善する方法はない。 「固定物との施錠ができないような駐輪場は使わない」べきだが、 そもそも駐輪できる台数を優先すればいいと思っているような駐輪場が問題。 レール式の駐輪場でもスポークにダメージを受けるのを見ると 「自転車の扱いなんてなんてこんなもんでいいだろ」と あまりにも軽視しているとしかいいようがない。 ●書き間違い?(前回とは真逆) tobesaikuru.livedoor.blog/archives/2500475.html 実際であれば真鍮から鉄の交換するべきだが そうすれば通常の使用でもかなり早くニップルが折れる為に 真鍮ニップルにする事も伝えてある。 「実際であれば真鍮から鉄の交換」はスポークかニップルか分からないが、 「真鍮ニップルで早期のニップル折れを防止する」ということは 前回とは真逆の内容に思えるが書き間違いだろうか。 ↓ tobesaikuru.livedoor.blog/archives/2500471.html 其の上真鍮ニップルなので鉄ニップルと比べると強度が弱い為に折れやすい。 ●アルミニップルの意味 50gにも満たないほどのものを軽くするためにわざわざ弱くするというのがやっぱり分からない。 「耐久性なんかどうでもいい、日常用途でガタが来るようなことはない、 段差を乗り越えないし悪路も絶対走らない」ということなのか。 「レース」「決戦用」ならまだ分からなくもないが・・・趣味の範囲で数gのために犠牲にすべき箇所なのか。 いやむしろ逆で趣味用だから耐久性は不要ということか。 効果でいえば更に外周にあるタイヤはメーカー公称値がいい加減で 個体差で数十g違うことは珍しくもないだろうし、色んなメーカーを付け比べてみて、 自分にとってベストな空気圧を探すほうが遥かに意義があるような。 ▼[関連]タイヤ重量の実測値 タイオガ「パワーブロック」カタログ値では595g tiogajpn.com/products/tire/tir22800.html bikeshopfr.exblog.jp/i6/12/ 重量は実測で650g ニップルをアルミにするほど軽量化を図るなら 最終的には数g軽くなるまでタイヤ表面を削るようなところまで行き着くのだろうか。 ●アルミニップルと真鍮(ブラス)ニップルの重さ比べ 「全て100個入り」 (CBあさひ商品登録データを参考に比較) #2.0 アルミニップル 長さ:16mm 重量:23g/64個 銀 ???? アルミニップル 長さ:12mm 重量:20g/64個 銀 #2.0 アルミニップル 長さ:12mm 重量:20g/64個 カラー色々 #1.8 アルミニップル 長さ:12mm 重量:20g/64個 カラー色々 #2.0 真鍮ニップル 長さ:16mm 重量:82g/64個 黒 #2.0 真鍮ニップル 長さ:12mm 重量:62g/64個 黒 #1.8 真鍮ニップル 長さ:16mm 重量:84g/64個 黒 #1.8 真鍮ニップル 長さ:12mm 重量:64g/64個 黒 #1.8? 真鍮ニップル 長さ:12mm 重量:64g/64個 銀 ↓ ▼「#2.0 長さ:16mm」の場合 アルミ・・・重量:23g/64個 真鍮・・・・重量:82g/64個 ▼「#2.0 長さ:12mm」の場合 アルミ・・・重量:20g/64個 真鍮・・・・重量:62g/64個 ▼「#1.8 長さ:12mm」の場合 アルミ・・・重量:20g/64個 真鍮・・・・重量:64g/64個 約40~60gの軽量化 タイオガ「パワーブロック」でタイヤのカタログ値と実測の差「55g」 ニップル破断のリスクを取るくらいならタイヤが自然に削れるまで数十グラム軽くなるのを待てばいいだけのような。 軽量化に命をかけるほどであれば止めはしないが・・・。 ◆GOKISO「ニップルの腐食について」 「高級品で採用される真鍮ニップルの意味について」 www.gokiso.jp/products/introduction.html この腐食は「電食」という現象で、ステンレスとアルミニウムのイオン化傾向の違いから起こる電位差によって 電流が発生することよって生じます。 水や塩分が加わることにより、極めて短期間でも腐食は促進されてしまいます。 私たちはアルミニップルの腐食が自転車の安全な走行を妨げる問題だと認識し、 社内で各種ニップルを塩水噴霧試験(*)にかけ、耐腐食性を評価・検証しました。 48時間の試験後、取り出したのが上の写真のものです。 この中で、真鍮ニップルが良好な耐食性能を持っていることが分かりました。 GOKISOホイールにはニップルを前後で44個使用します。 44個でアルミニップルの場合14g、真鍮ニップルの場合は44gと、30gの重量増しですが、 大事な時にトラブルにならないためにも安全性を最優先して、 真鍮ニップルを採用させて頂きました。 ●自転車用のステンレス製ニップル taisei-kougyou.co.jp/teckar_index.html/itemlist-bicycle_parts-nippule.html www.taisei-kougyou.co.jp/stainless-nipple.html X-TREME(エクストリーム)ステンレスニップル SUS304相当 #15 1.8mm(#14 2.0mm) 六角丸頭(対面幅5mm) Park Tool SW-15 推奨 ステンレススポーク専用ニップルです。 一般の真鍮ニップルより軽量且つ高強度を可能にしました。 わずか全長6mm 重量0.89gのステンレスニップルです。 強度・・・アルミニップルの約36%以上up、真鍮ニップルの約12%以上up 重量・・・真鍮ニップルの約16%down ▼メーカーのデータはあるが実際に使ってみて破断しにくいかどうか不明 金属特性的に「異種金属ではなければ電蝕に」「腐食」にも強いというのは分かるが、 一方で「硬い」のは当たり前なのだが、それが本当に適切か考えると・・・、 「ある程度の柔軟性」が必要だからこそ 大手でも真鍮製のニップルを採用しているのではと思うと微妙なのかもしれない。 あと#14,#15だけなので一般車用に#13や#12もラインナップしてみたらと思うが、 コスト面で折り合いがつかないわけでもなく、 一発二錠の顛末を見る限り「ロクに修理もしないような用途では危険」 ということを見越しているのかもしれない。 主に「あらかた改造しつくしてやることがない」という人に 「耐久実験を兼ねて組み替えてみる用途向け」というところか。 ママチャリレース用途であればアルミニップル一択だろうし。 他にも海外にありそうだが探していない。 www.dirtfreak.co.jp/moto/products/zwheel/merchandise.php?mode=5 id=nipple/stainless_nipple www.dirtfreak.co.jp/moto/products/dachi/spork/sporkset/index.php これはオートバイ用
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Try-allL bars Yourself REPLICA トライアル用フラットバー バックスイープ 11~15度ぐらい 重量 300gぐらい? 購入価格 2000円(古) 比較対象 SCOTT X-Rod 評価 5 ●●●●●○○○○○ 使用感など 硬い。硬すぎる。 ハンドルバーが壊れる前に手が壊れそう。 40kmほど舗装路の平地を走っただけで、比較対象のときとは比べ物にならないほど手首が痛くなり、手のひらが痺れた 少し未舗装路を走った所、腕全体が痛くなった 60cm程度にカットして使用 ベンド位置がクランプ部分のすぐ横 トライアル用フラットバーのためか、バックスイープが結構有る 強度の不安は感じない